Stellar Interlude

The show must go on!

【舞台】文豪ストレイドッグス(文ステ)見てきました

タイトルの通り、舞台 文豪ストレイドッグス、通称「文ステ」見てまいりました。

ヨコハマ2日目夜です。

ネタバレは極力避けますが、念のため閲覧注意。

観劇前にまず聖地巡礼からしてきました。Twitterにもたくさんあげていますが、一応。

文ストでも使われている場所がわかるでしょうか。

港の見える丘公園

イギリス館

「あかいくつ」という循環バスのバス停前にある、かつてイギリス総領事の公邸だった建物です。

入館無料なこともあって、写真教室の人達が来ていたりとかなり賑わっていました。 その代わり、庭が空いていて良かったです。

神奈川県立近代文学

ここに来ない訳にはいかない、ということで。春からは与謝野先生の展示があるそうですが、常設展に夏目先生・太宰さん・安吾さんがいるので満足。 次のラスボス、澁澤龍彦氏についても知ることが出来たので考察がはかどりますね…(ΦωΦ)フフフ…

敦くんもかなり大きく扱われていて、こんな素敵な本もありました。重かったですが即決。頑張って読まないと…。

展望台→文学館

いかにもヨコハマ感のある、タイムラプスムービーが撮りたくなるような場所。展望台から文学館までの大体の様子です。とても綺麗。

ここまで全部「港の見える丘公園」の中にありました。とても見ごたえがある場所です、ぜひ。

アフタヌーンティー

劇場近くのホテル「ホテルニューグランド」です。

紅茶はリプトンらしいですが、とても美味しいので淹れるのが上手いんだと思います。ここならオススメ。3000円で飲み放題は有能。

山下公園

いかにもヨコハマらしい景色といえばこれ。OP・EDでよく見るような。

劇場

KAAT(神奈川芸術劇場)が会場です。少し早めに行ってグッズが買えたので、その後は1時間ちょっと「ハーバー」というお菓子で有名な「ありあけ」のカフェで時間つぶしてました。

暇すぎたので、中華街なんかも行ってみたり。面白かったです。

舞台「文スト」

一夜明けてなので少し熱を…と思いましたが、やっぱりまだ「興奮冷めやらぬ」というもので。なかなかにおかしいテンションです。

まずはロビーに飾ってあったコラボメガネ。16200円で18年初春発売だとか。国木田さんと乱歩さんのモデルは舞台でも着用してます。

PCにすると3000円ちょっと追加なのでだいたい2万ほど用意が…(´;ω;`)ウッ…でもほしい…。

感想、です。推しのことばっかり語ってしまいますが、お許し下さい。

あまりにも思うことが多すぎて、終わったあとは「すき……」しか言えてません。たぶん今も。

スタートしてすぐに乱歩さんが目の前を通るというサプライズに始まり、19歳とカンパニー最年少とは思えない安定感のある盛り上げ方が流石です。

ヘタミュ主演(イタちゃん)やってたのも納得の実力者だなと、瞬く間に長江崚行くんに落ちました。半径1メートルちょっとにいたんだなぁと、あまりにも、ええ、夢のようなとしか言えない。

乱歩さんが一番花道率高かったかと思います。

出番が少ないかと思っていただけにサプライズの連続で、最後の最後まで客いじりを含めた距離の近さが最高でした。大好きです。眼鏡買おう。ホントに。

 

では気を取り直して。

キービジュなどで見た方もいると思いますが、この舞台は身長設定が完壁に再現されているのがたまりません。

やっぱり身長差はバトルものにおいて見逃せない要素です。

それを完壁にクリアして、舞台上で「魅せる」身体能力に長けたキャストさんたちが揃っているのが素晴らしい。

ライビュでいいから見てください、願わくば円盤でも。

某漫画なら「再現度たっけーなオイ」って言うやつです。多分。

 

以下キャストを語りたい。

中也さんの視線には多分だれも正気を保てないくらい悩殺…あのシーンも再現です。

国木田さんがとにかく良い、頼もしい。なんだかんだ最強では。いい声ですよねやっぱり。

太宰さんは高身長とひらひらした身のこなしがイメージ通りで、コメディ含めて台詞回しも軽やかな印象。

芥川はとにかくかっこいい。っていうかなんですかあの黒獣は、すごい。

樋口ちゃんはまんまです、可愛い上に銃の構えが好き。

鏡花ちゃんに関しては敦くんとのデートシーンで泣きそうでした、かわいい、かわいいぞ、大好きだ、かわいいぞ。以下無限ループ。

敦くんは虎化をきちんと再現していた上に、叫んだり飛んだり跳ねたり忙しそうですがそれがたまらなくかわいくて、でもシリアスではきちんと声が出る感じが良かった。

梶井の檸檬爆弾は演出がものすごいので是非。あれだけのインパクトはなかなかのもの。笑い声も完壁。

賢治くんは平然と腕力を発揮してるのが再現されていて、演者さんの身体能力とアンサンブルさんの連携がものすごい。

谷崎兄妹は原作通り、谷崎さんの細雪は必見。とても綺麗です。そしてナオミの色気がものすごいです。お約束の絡みも。本当に高校生? 

与謝野先生はかっこよくて強く美人というたまらなく好きな属性ですが、舞台でも演じきっていてこれは必見。梶井との対決では多分誰でも惚れます。

ストレイドッグスことアンサンブルの方たちはダンサー系の出身者が多いとのことですが、踊りだけでなく殺陣や細かいセットチェンジなどもする縁の下の力持ちでした、是非注目。

 

全体的な見処と言えば、やはり異能の演出。これは表現の工夫と技術面で絶対見てほしいものです。

劇場が新しいだけあって、設備が立派。ライトも多く、光量はもちろんのことムービングの可動域も相当なものだと思います。

天井高と舞台セットに投影する部分のバランスが絶妙で、音楽もまたいい。アニメの曲はかなり使ってます。なんとサプライズも。これは秘密。

OPとキービジュも再現していたので、これは是非全部の原作・小説・アニメ・スピンオフまで網羅してから行ってほしい舞台です。

 

長々と語ってますが、やっぱり最後は乱歩さんを語りたい。

軽いトーク・駄菓子・客いじり・自然すぎる宣伝・決めるところは決める(異能発動の眼鏡ありがたまらないです、瞬殺されました)

長江くんが言うように「26歳児」というのが相応しいのですが、やっぱり頼もしかったり、時折色気が、眼鏡って罪ですね。

ギャップ萌えの極み。

異能演出が乱歩さんは異能者じゃないっていう理由からか、ちょっとおもしろくなってるのもキャラにぴったりで好きです。

シリアスでもいい感じに軽さと笑いを添えてくれてました。

 

とにかく私は乱歩さんにやられました、というか長江くんが演じた乱歩さんに改めて惚れました、大好きです。

この方が演じてくれて本当によかったと心から思います。

 

ああああああどうしよとりあえず貯蓄。貯蓄だよ。

眼鏡買おう、ね、頑張ろう。まだわからないけど。

 

文スト最高です、さあ貢ぐぞ。