【感想】映画「死神遣いの事件帖〜傀儡夜曲〜」
ご無沙汰しておりました。
Twitterでは生存していましたが、現場が無くなってしまったためここに書くことがなく……というと暗くなってしまうので一旦辞めておきます。
早速6月12日に公開された映画「死神遣いの事件帖〜傀儡夜曲〜」観てまいりました。
「死神遣いの事件帖」観てきました。時代劇×特撮のいいとこ取りで面白かったです。
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年6月14日
幻士郎(拡樹くん)の滲み出る品の良さと圧倒的な殺陣、伏線かと思うくらいハマってて、侠客の面々も予告以上に殺陣が最高でした。
死神十蘭も可愛かった!
舞台も楽しみにしてます……!@toei_movie_st#しにつか pic.twitter.com/jICDc0g3yF
概要
この映画は東映による「映画×舞台」=「ムビステ」企画の第2弾として企画された作品です。
ざっくりいうと、はじめから映画と舞台を同時に企画することで、両者の間をシームレスに展開していくというもの。
一般の作品でTVシリーズがあって劇場版がある、というようなのと似たような感覚です。
ちなみに第1弾は「GOZEN」でした。
映画のみのキャスト、舞台のみのキャストもいますが、基本的には同じメンバーで展開しています。
今回は様々な事情で公開が5月末から6月14日に延期になりましたが、無事公開になって本当に良かったです。
公式映像など
映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』予告(2020年6月12日公開)
映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』キャラクタームービー①【幻士郎&十蘭編】
映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』キャラクタームービー②【新之助&お藤編】
映画『死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-』インタビュー&メイキング映像
感想はネタバレを含む可能性があるので自己責任でご覧ください。
感想
作品自体は時代劇風なんですが、衣装や小道具の派手さは東映の特撮っぽさもあって、どの世代にも「刺さる」ポイントがありそうです。
幻士郎(拡樹くん)にはちゃんと変身(?)の口上があって、しかも専用モーションというか彼岸花の特殊カットがあって、その上で第2形態まで完備という特撮もびっくりな充実仕様。
文脈としては特撮ヒーローもののいいとこ取りもしつつ、土台となるフォーマットは時代劇の勧善懲悪ものといった雰囲気で、爽快感もありながら謎解きやコメディなどの要素もたっぷりで素晴らしいエンタメ作品でした。
謎解き要素も多少歴史を知っていればあっさりわかるものなので、ははーんという気持ちで観たり、諸説あるうちのどの説を取るのか考えながら観たりといろいろな見方もできそうです。
特に刀剣乱舞関係で殺陣を見慣れている面々は刀剣乱舞で持っている武器と違うタイプの武器を持っている人や役によって殺陣もがらりと変えてくる人もいるのでその点も注目です。
特に幻士郎は三日月よりも軽い感じと必死さがにじむ感じで新鮮でした。
伝吉(北川尚弥くん)も脇差のイメージなので今回のような長物はレア。長物のさばき方も鮮やかでした。流石。
新之助(つばさくん)も石切丸やそれまでの役で見せるのとは違う、眼力と華のある剣客だったのがドツボでした。
最初は全国ロードショーといっても限られたところだけだったのですが、今回の状況が相まって?なのか上映館が増えているのでぜひお近くでやっていたら見てみて下さい。
短いですが、久々に推しを摂取できて楽しかったです。
とりあえず現場に行かせてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
以上!!!!!!!!!!