【感想】舞台 文豪ストレイドッグス 序 太宰治の入社試験【9/19・夜】
今日は池袋のあうるすぽっとにて公演中の「舞台 文豪ストレイドッグス -序(はしがき)- 太宰治の入社試験」を観て参りました。
ちなみに「武装探偵社設立秘話」との2本同じ期間に交代で上演しているのですが、「武装探偵社設立秘話」はまた来週見に行きます。
相変わらずネタバレに容赦がないのでこの先は自己責任でご覧下さい。
概要
原作情報など
「序」とあるように今回は武装探偵社の初期や太宰治というキャラクターが探偵社に入るまでを描いた作品が原作となっていて、いずれも中島敦を主人公とする本編より前の時系列でのお話。
どちらも小説で出ています。
映像情報
今回も円盤の発売が決まったので一応。これまでの作品は円盤はもちろん、配信もあります。
キャストコメント
感想
あうるすぽっとの半分はヤバいな凄い少ない
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
今日は「入社試験」 pic.twitter.com/jRPoRlrDq8
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
文ステ、最高だな……。
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
文ステの凄いところ、作品自体はもちろんなんだけどあるけど入退場のオペレーションに関しては小劇場~中劇場クラスのお手本だと思う
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
開演も終演もかなり正確に予告通りだったしパンフとかもスムーズだったし何かとちゃんとしてた
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
中屋敷さんの演出ならどんな箱でも大丈夫っていう信頼はあったしむしろ中劇場クラスのほうがたくさんやってらっしゃる方だった気がするので流石というかなんというか。
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
いつものオールスターバトルも大好きなんだけどドッグスチーム以外二人芝居かつ圧倒的な台詞回し、どっぽさんなんか殆ど捌けてる瞬間が無かったくらいで、だざいも一人何役やるの??ってくらいだし、小説そのまんま舞台にしてしまっていた
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
書き言葉を台詞としてしゃべってかつそれの通りに動くってかなりヤバい
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
それに動きと台詞の視点が切り替わったり本当に小説の地の文と台詞を切り替えるがごとく、1時間40分ぶっ通しでやり続ける集中力に見とれる。
「黒の時代」も殆ど三人芝居だったけどアレよりも密度がすさまじい
芝居を見ていて「読了感」という言葉を引き出せる作品はこれ以外に無いのでは??
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
キャパゆえに仕方なくてもカテコの拍手の音の小ささを感じて焦るし手は痛いしでもどかしいんだよな
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
真面目完璧堅物キャラか噛んじゃったりミスったりするのが見られるの、役者としては失敗なのかもしれないけど人間味を感じてめちゃめちゃ萌えられるので現場はやめられない
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
何事も無かったかのように振る舞うタイプときっちり訂正して進めるタイプ、どっちも好きです
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
それにしてもだざいとどっぽさんのコンビって実際強いんだけどあれはどっちも危うさを抱えているからなんだよな、とか理想主義とリアリストのバランス感覚とか、実は似た部分もあるよな、とか思い出した
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2020年9月19日
- ドッグスチーム(アンサンブル)さんたちが凄いのはこの作品の特徴でもありますが、今回は2人芝居だからいろんなところで大活躍
- 輝馬くんの独歩さん、体格の良さと眼鏡の似合う度が大好き。出ずっぱりで喋りっぱなし、中屋敷さんやりすぎ(褒め言葉)。途中しんどそうだけどそれもまあ萌える。呂律があやしくなったところで水飲んでむせてたのめちゃめちゃ可愛くって萌えた。
- 終盤で戦った後に胸元のリボンがほどけてしまって、水をもらって一休みの瞬間に自分でテキパキ結び直してるのがかわいい
- 独歩さんは萌えだった……?
- たわちゃんの太宰は漫画を、アニメを超えてる
- 8等身なの???あのロングトレンチコートを一切引きずらずに踏まずに華麗に軽やかに着こなせるの、たわちゃんしかいない
- 伝統芸能寄りの小規模作品や前衛的な作品も多く上演するあうるすぽっとで2.5次元をやる、しかも小劇場畑の人がつくる2.5次元をやるというのが面白かった
- 2.5次元という枠に収まらないと表される作品は数あれど、これは良い意味で2.5次元でありながらも小劇場〜中劇場の良さや2人芝居という制約を生かし切っていたのが良かった
- 小説を読むかのような演劇、芝居を観ているのに本を読んでいる、文字が浮かんでくる感覚
- リモート異能力(声の出演)が面白いし演出が良い
- 本当は10人必要な作品だけど2人しか出せないから2人でやれるようにする、のではなくて最初から2人でやるためにつくっていて2人でやるからこそ疾走感があって面白い、という感じ
- たわちゃん1人10役とか12役とかもっとしてる??えげつない。トリプルゾーンで話していたような……。
- 輝馬くんは本当に眼鏡が似合うし台詞回しと声がすき
- たわちゃんは声色の切り替えがすさまじい、声優さんでもあそこまでのスピード感はない気がする
手が痛いのでこの辺にしますが、本当に楽しかったし素晴らしかったです。
客席のオペレーションなどスタッフさんたちのやり方も素晴らしく、お手本のような作品でした。
まずはパンフを読みたい。
ちなみにパンフは現金のみです(2000円)。
明日も早いのでこの辺で。
エーライ千秋楽に切り替えていきます。
そして来週また乱歩さんに会いに行くんだ……。
おしまい。