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【感想】ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣 2020 ～SOGA～【10/1・東京初日・昼夜】

刀剣乱舞 舞台･ミュージカル 刀ミュ

早速10月は源氏双騎、奇しくも初日になってしまいましたがギリギリで観劇が叶いました。

昼はサイド、夜はプレミアムのかなり前方席という幸運。

配信などもあり、再演でもあるのであまりネタバレ感はないかもしれませんが、2部に関してはセットリストに関わるのでご承知の上ご覧下さい。 

 

初演

ミュージカル『刀剣乱舞』髭切膝丸　双騎出陣２０１９（Blu-ray Disc）

ミュージカル『刀剣乱舞』髭切膝丸　双騎出陣２０１９（Blu-ray Disc）

 

 

edgarsakura.hateblo.jp

 

 

 

はじめに

1部は源氏兄弟がそれぞれ曾我兄弟を演じるミュージカルパート、2部はライブパートという前回と同じ構成。

髭切が一萬（いちまん）→曾我十郎祐成（そがのじゅうろうすけなり）

膝丸が箱王（はこおう）→曾我五郎時致（そがのごろうときむね）

 

日替わり

1部 法師の背後からいたずらを仕掛けるシーン

昼・ごまかすためにネズミのものまねをする箱王→法師「可愛いな」

夜・後ろから忍び寄って鼻くそをくっつけようとする箱王→法師「食ってみなさい、美味しそうに」（なぜかめちゃめちゃ美味しそうに食べる箱王）

 

2部 膝丸のものまね

昼・三日月（まりおくん観劇あり）

夜・桑名江（福井くん？？石橋くんは観劇あり）

 

 

 

感想

1部

去年と内容自体はほとんど同じですが、歌唱力や演技力に関して言えば段違いにレベルアップしています。

子ども時代の裏声を使った芝居が全く違和感が無くて、洸くんどうしたの！？！？と思うほど。

宏規くんは安定していますがやっぱり動きが美しくてしなやかで、バレエの経験に加えてさらにいろいろな経験をして成長したな、という印象。

二人とも源氏兄弟ではない役や作品で見てきた時期があるので、なんだか親心では無いですが、見守る心境になるのは事実。

 

そして、1部2部通してですが、花組芝居の加納さんの女形も魅力的で、1部で兼役をしているところのほか、2部で源氏兄弟が着替えている間に舞っているときの衣装の構成が凄い。

3回くらいフォルムチェンジ(？)するんですが、アレ一体何枚着込んでるんでしょう。

帯もものすごく立派で、あの状態で舞えるのが凄い。やっぱりそこが男性が女性を演じる女形の魅力だとも思います。

悪役の丸山さんのマントさばきも大好きです。2部でちょっといい人風になって出てくるのも可愛い。ああいう悪役のギャップ感は好きですね。

それと拍子木や太鼓が一部で生演奏？というか生でつけられていたような気がしますがどうか。

私はずっと下手側にいたので拍子木しか見えなかったですが、そういったところも抜かりなくやっているのが流石でした。

2部

セトリがヤバい。

半分くらいは聞き覚えのある曲、半分くらいは新曲もしくはアレンジという構成は最近の定石と言えば定石ですが、早速「えおえおあ」ありました。

コーレスが出来ない代わりとはいえ、リングライトペンライトうちわにフェイスシールド装備でアレはなかなかに面白い状態。

もちろん歌合で突然の召喚儀式をやる羽目になった審神者に死角はありません。

「えおえおあ」は簡単なんだなぁと今更……。（私は振りを覚えるのが苦手です）

あとはパライソぐらいから入ったのかこれまでとは違った系統の作家さんあるいは曲調が増えていて、髭膝ラップVer.2みたいな曲やエンターテインメント感あふれるアップテンポな曲まで、どれもなぜか二人に似合っていて、歌いこなしていたのがそれぞれのスキルの高さと適応力の証拠でした。

 

そして衣装もヤバい。

パライソから王子様っぽい肩のアレ、エポレットとか肩章とかいうアレがつくようになったので最高。

他にもソロの時のそれぞれの衣装は必見。どちらの良さも生かしていて、膝丸の革パンは歴史的快挙。

髭切の胸元ガバガバシャツにシルバーアクセチラ見せも優勝。

他にも肩出し解禁もすごい。

あの胸板と背筋、なんなんですか？？？？

 

何が一番ヤバかったかといえばやっぱり、弟→兄の順に披露されたそれぞれのソロ。

膝丸が加州清光の「情熱のSymphonia」フラメンコアレンジバージョン（仮）。

髭切が三日月宗近の「Endless Night」オーケストラバージョン(仮）。

 

膝丸の「情熱のSymphonia」、ピチピチの革パンに腰で踊る感じ、正直あの色気にはクラクラした。おかしくなるんじゃ無いかと。

清光はアップテンポで激しい感じなのに、膝丸はどこか哀愁さえ感じる色気と大人なアレンジが似合うからすごい。それでも流司くんと洸くんは似た系統なので似合っては居ました。

 

そして髭切。

衣装も相まってですが、帝劇のプリンシパルかディズニーミュージカルのプリンスか、そうとしか思えませんでした。

もちろん宏規くん自身は帝劇のプリンシパルも務めていますが、だからこそ同じテニミュの先輩であり同じくグランドに起用されるまりおくんの曲を立派に歌えるんだろうなとも思ったり。

三日月はまさに「月明かりのような」雰囲気でしたが、髭切が歌うとどこかうっとりと、夢見心地の「王子様」で、夢女としては妄想が捗る、そんな感覚でした。

髭切はストリングスをメインにした壮大なオーケストラアレンジになっていたのでそれもディズニープリンス感があったのかもしれません。

あの髭切になら神隠しでもなんでもされて良いと思うほど。

日比谷に修行に出すとあんな髭切になるんだろうか。弊本丸でも検討したい……(？)。

 

それと先日、流司くんが洸くんをライバル視していたのは関係あったのかも、しれない……？

 

youtu.be

まあ流司くんなら知らされていてもおかしくないけど……？ 

 

Twitterまとめ

 

 

 

大分一息にかいてしまって自分でも訳がわからないんですが、これが率直な初日の感想です。

 

もちろんコロナ対策もしっかりしていて、アンサンブルさんはマスクが衣装として標準装備、そのほかもみんな透明マスクをつけていて、休憩時間には部隊の消毒作業も見えました。

 

何よりもやっぱりアンフィ最高。

源氏万歳。

 

 

うちわはあんまり使わなかったけど届いていますように。

 

 

 

また次の現場で。

 

次の現場はチャー研です。

 

 

 

※追記 10/12 千秋楽後

無事千秋楽を迎えられたのことでおめでとうございます。

そしてCDリリース決定と、このご時世に嬉しい知らせをこんなにも。

本当にありがとう。

 

そして何より嬉しかったのは兄者の言葉かもしれません。

 

止まない雨はない。

 

 

信じて応援していきたいと思います。

 

まずはお疲れ様でした。

 

それでは。