【感想】スタミュミュ team柊単独公演『Caribbean Groove』【5/31・ソワレ】
伝説のちむらぎ公演「カリグル」こと、team柊単独公演『Caribbean Groove』、ついに本公演です。
もう、ほんと、とにかく凄い。 2.5次元とは?というレベルの最高傑作です。ネタバレ容赦なく感想書きます。
ざっくりですが。とりあえず。
凄かった
— 櫻🌸3期!!✧*̣̩⋆̩☽⋆゜ (@starmusakura) 2019年5月31日
スタミュミュ、好きだなぁ……
— 櫻🌸3期!!✧*̣̩⋆̩☽⋆゜ (@starmusakura) 2019年5月31日
明日も行きます、ありがとう舞浜の海 pic.twitter.com/NTwRcsMu1G
— 櫻🌸3期!!✧*̣̩⋆̩☽⋆゜ (@starmusakura) 2019年5月31日
全体
- 凄かった
- スタミュ界のレミゼ
- レミゼの重厚さとリトルマーメイド的な、ディズニーミュージカルのポップさが両立している感じ
- テンポが良くて、注意事項から日替わり挨拶(この日は「ゴルゴンゾーラ」)からすでにカリグルの世界観に引き込まれる。むしろ引きずり込まれる。
- デュエット曲が増えて、全編通してミュージカルナンバーが入る、帝劇顔負けの構成。
- これも個人個人のレベルが上がったからこそ出来ること
- アンフィシアターだから出来るセットの展開や回転ステージをフル活用した演出
- 吉谷さんの演出らしいといえばそう。ブルズも大活躍、端役なんていない。
- ペンラがないぶん、演劇としてのニュアンスがしっかり伝わってきて、なおかつキャラクターがさらにキャラクターを演じている構造を崩さずに済んでいた
- ペンラない方がオタク以外にも入りやすいし、何より観ることに集中できる。
- ペンラじゃなくても手拍子や手の振りなど、海賊の世界観に合ったレスポンスが出来るのは良かった
- 肩を組む振りが多いの、洸くんの卒業がわかっている以上めちゃくちゃしんどい
- アトラクションという理由がわかった。とにかく全体で魅せる、圧倒する。雰囲気作りが完璧。
- 船に見立てたセットが激アツ。あれはいい。
個人・その他俳優さん関係
辰己琉唯asクリス (櫻井圭登)
あれは圭登くんじゃなくて辰己です。圭登くんは辰己やってるときは本当に崩れない。 辰己というキャラでは観られない荒っぽさや、役だからこそ観られる表情が最高。 もとから甘い歌声に迫力が増していて、とにかく威厳がある「王様」であり美しい「王子様」でした。 アルベールのこと大好きなのはわかった。栄吾のこと大好きなのもわかった。尚弥くんのこと大好きなのもわかった。 ウェルカムサンキューのときだったか、客降りで下手側通路行ってわざわざ抱き合うジエレ。クオリアの暴風ですよ。 最後の最後にちょっと階段で躓いて、多分銀テとか落下物のせいなんですけど、それを自然とフォローするアルベールたち……team柊はすごい。圭登くん演じる辰己がリーダーだからこそ、成り立ってます。 辰己ソロ、Oceanalityのときに後ろで栄吾が殺陣やってるの大好きです。
申渡栄吾asアルベール (北川尚弥)
尚弥くん、ほんっっっっっっとうに歌が上手くなった。ダンスも上手くなった。 1年間観てきてきたからこそ言える台詞なのかもしれませんが、彼の進化は凄まじい勢いです。 彼は真面目で自分に厳しいんですが、このアルベール観たらどういうことかわかると思います。 物凄い俳優さんです。殺陣もアクションも出来るようになって、歌には音程を外さない真面目な堅さだけじゃない、もっと柔らかくて温かい、感情が乗るようになったというのが大きいように思います。 ジエレでデュエットたくさんあるんですが、そこでもクリスだけでなくアルベールが上手くなってないと出来ないところが多くて、本当に、素晴らしいです。
特に「真実のゆくえ」前の「おやすみなさい」の丁寧な言い方、泣きました。
今回のカリグルは前回のレビューでいかにも台詞だったというか、雑に扱われていたような一言一言にみんなしっかり感情がこもっていて、その違いを実感するだけでも1万回泣けます。
完璧なアルベールを、栄吾をありがとう。推しは裏切らない。
戌峰誠士郎asジョバンニ (丹澤誠二)
レミゼたる所以。 本業サックス奏者とは??というレベルの歌唱力にダンス、何より華があって戌峰を体現できる唯一の存在。 音楽家は表現のプロであることは間違いないのですが、だからといって務まるものでもなく。 それは本当に、誠二さんが戌峰を体現しているというほかないです。
One Chanceから泣きっぱなしでした。裏切りのジョバンニの表情にはぞっとしましたが、それも彼だからこその成せる業。
素晴らしい歌をありがとうございます。誠二さん以外の戌峰は考えられないですね……。 最後の挨拶も戌峰だったんですが、えいえいおー!!!!!できたのと水没ネタは流石に笑いました。癒やしです。
虎石和泉asティエラ (高野洸)
やられた。
最後だからか、本当に、客席をきちんと回って、ファンサも抜かりなく、ハニトラはフルで、とにかく凄い。 洸くんじゃなきゃだめなんだ、と何度も思わせてもらいました。
バク宙すごいですよね……。アクション、演技、歌、どれもがハイレベルで、手放したくないという気持ちが半々、もっと羽ばたいて欲しいと思う気持ちが半々。 どちらにせよ、この舞台にいてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
子猫ちゃんになってしまったような。全女子の味方です、ありがとう。
卯川晶asアンリ (星元裕月)
あ~~~~~可愛かった。ゆづくん、メイクも全部変えて、ほんとうにアンリを演じるための努力というか研究を重ねたんだなという印象。 客降りで手を振ってくれてありがとう。栄吾も一瞬来てくれて、本当に良かったです。 夢冒険パイレーツには本当に泣かされました。
アンリは子供扱いされるのが嫌で、キレるような、怒鳴るようなところもあるんですが、それも金切り声を上げるということではなく、怒りにも色々あるということを伝えてくれました。 繊細な演技に磨きがかかっていて、流石というべきか。研究の成果でした。
歌は勿論、ボンボヤージュ!のジャンプ最高。観てくれ。
この5人のteam柊が大好きです。 尚弥くんのブログの更新がちょうどこの公演のあとで、ほんとうにしんどかった。 あんまり更新しない子だからこそ、こういうとき絶妙なのがあざとい。大好きだ……。はい。
Starshipの「一瞬一秒Bringing Bright」が切なすぎてだめでした。 今日この日このときスターオブスターのステージを観られたこと、一生の宝物です。
個々のスキル、teamの絆、色々な要因あってこその集大成でした。
とにかく明日も1公演ソワレかなり良席で観劇するので、一旦気持ちを整理して、戦利品を整理して、ゆっくり寝て朝きっちり手紙書きたいと思います。ではでは。