Stellar Interlude

The show must go on!

【感想】聖地巡礼 in サンリオピューロランド

昨日、ゼミのBBQついでに念願のサンリオピューロランドに行ってきました。

午後から(15時から)のアフターヌーンパスポートでしたが、十二分に楽しんできました。

ピューロに行ってみた

雨で本当に寒かったんですがこういうとき室内は最強でした。

ぱっと見レトロ感もあるんですが、やっぱり夢がありました。

匂わせじゃないです、友達です。

プリンとばつ丸の誕生月でよかった。

懐かしのシュガバニでちょっと泣きそうになったり。

そしてここからが本番。

モリーボーイズ (通称:メモミュ)

名前だけは知ってました。

ネルケ制作、出演はテニミュなどにも出演する2.5次元若手俳優多数、というとんでもない作品。

それがパスポート代だけで見られるの、爆アドですよほんと。

私が見た回はチームアレグロの公演で、テニミュ勢はいない回でした。 が、若手の中でもより若いメンバーなのか、高校生の子もいたようです。

ストーリーは王道の友情もの、と思いきやシリアスもきちんとやる、大人向けの作品でした。

家族連れもいましたが、雰囲気は「現場」でした。 何の現場って、若手俳優の現場です。

2列目の通路側で見られたのもありますが、とにかく距離が近い。

会場が元・ショーレストランだったような感じのつくりで、キャストさんが降りてきたらもう間近でした。

この日のチームアレグロのメンバーは以下の通り。

マーチ役:森遼 セレナーデ役:松山拳也 ノクターン役:小松ゆう ルバート役:内野楓斗 ラルゴ役:聖矢 グリッサ役:小田桐咲也

みんな初めまして、だったはずなんですが、とにかくかっこいいし歌が上手い。踊りも上手い。笑顔も素晴らしい。

特にノクターンの小松くん、笑顔が本当に素敵で、この子はきっとこれから主役かムードメーカー的な役で出世するだろうなというオーラがありました。

そしてグリッサの小田切くん、雰囲気はレンジャーもののブラック的な感じなんですが、本当にかっこいい。きっとこれから出てきますね……。美形の悪役(?)がよく似合ってました。

サンリオなので「悪役」はいないんですけど。

そしてメモミュ、役者さんは勿論ですが演出がすごい。 流石ネルケ制作。

「ミラクルステージ・サンリオ男子」に通ずるものがあるというか、サンリオ男子はこれをもとに作られたのかな?というようなところも多々ありました。

特に円形ボードをスクリーンにしてプロジェクション投影の方法はサンリオ男子でもかなり使われていた手法ですが、メモミュでも思いっきりやってました。

全体的に「室内である」ことを大いに生かしたプロジェクションや大がかりなセット、スチームパンク風の世界観にメルヘン要素を混ぜてくる絶妙さが「サンリオ、すごい」としか言えなくさせていました。

フィナーレは撮影OKだったので、とにかく見て下さい。

 

これは沼ですね。断言します。

近所だったら年パスで全通オタクになってました。

サンリオと2.5次元の親和性はここから来てたんだなと、改めてサンリオ男子を見直そうと思った次第です。 気づくのがあまりにも遅かった。 このとき知ることが出来てよかったです。最高でした。

KAWAII KABUKI

これもほんっっとうにすごかった。というか、これは想像を遙かに超えて深いというかきちんとした作りで衝撃的でした。

そもそもなんで見に行こうかと思ったのか、というところから結構ネタっぽいんですが、、、うちの学科の先生が「おっさん2人で見てきたけどすごくよかった」「今度授業でもちょっと紹介する」なんていうもので。

そういう学科だから、といえばそうだけども。行ったことないというのも「推しがサンリオ男子主演」のオタクとしてはかなり申し訳ない、というのもありました。

で、この歌舞伎すごいんです。

まず前説からしっかり「歌舞伎とは何か?」のレクチャーがあって、そこで軽く歴史や習わし、例えばかけ声、見得を切るといった言葉の解説などがしっかりされます。 その上で練習をやってみたりと、ある意味「2.5次元舞台に似た」ところがありました。

本当は歌舞伎やそのほかの演劇があった上で成り立ってるのが2.5次元作品なんですけど、いわゆる「コーレス」や「追っかけ」のルーツ的なものを感じられました。

そして中身も凄い。 普通に歌舞伎をやるのかと思っていたんですが、そのシーンはあっさり終わって、鬼がキティさんたちと芝居をやりたいというようなちょっとハートフルな物語……になったと思ったら……というように、タイトルからは予想できない展開で本当に驚きました。二重、三重の世界観があって、メタ視点もあって、あっさり楽しむことも出来ればしっかり深く味わうことも出来るような、絶妙な作品になっていました。

舞台のふち、いわゆるプロセニアムアーチまでプロジェクション(しかもズレなし)で、壁もプロジェクションに利用する周到ぶり。

メモミュもですが、ショーとか言うレベルじゃない。 あれは本当に「作品」です。「ステージ」でした。

なんていっても上演時間がどちらも40分と長く、役者さんたちの数もかなりものです。

もうその規模のエンタメをいくつも、しかも一日に何公演もやってるテーマパークなんて他にないです。

大学教授が大真面目に語ろうとする理由がわかった気がしました。

席がよかったおかげでプリンの位置ズレ0だったのが本当によかったです。

そのほか

キャラクターライドも無事乗れました。ショー中だったので、待ち時間15分足らずで絶景が見られました。

真ん中の知恵の木でキティさんたちがショーをやっているのを上でライドから見るという、とんでもなく贅沢なシチュエーション。

キャラクターも懐かしい子たちばかりで、うっかり泣きそうになる程度には懐かしかったです。 シュガバニとか(強火オタクでした、今もだけど)、プリン、シナモン、マロンクリーム……懐かしい。

懐かしいのに古くない、その絶妙なレトロさが郷愁を誘って……。

あとシナモンは喋るとめちゃめちゃ可愛いです。びっくりするけど。

この写真はショーの最後、通りがかったら真っ正面に二人がいたので。

最高に楽しかったです。

必ずやまた、1日がかりで全力で楽しみたいと思うほど素敵なところでした。

ディズニーと比べると、どこまでも「和製のKawaii」空間でした。 言うなれば原宿のような、そういう意味の可愛いやお洒落がつまった夢の国。

ディズニーやUSJ的なテーマパークは元々の世界観が外国産で、それに日本のものを入れていって出来ていますが、対してピューロは全部が日本製というところに意味がありました。

日本人の、というか日本文化の延長としての「Kawaii」や「日本製ファンタジー」というような、そういう部分ですごくしっくりくる、ある意味落ち着くような場所でした。 語彙力が足りてない。

何よりも、先週に引き続いて私の気まぐれに付き合ってくれた友人には感謝してもしきれません。 ありがとうございました。

あ、これ、おまけ。駅が凄かったんです。

ではでは。