【レポ】聖地巡礼 in 日野
新撰組のオタクというほどではないのですが、色々と縁あって聖地巡礼してきました。
大学のレポートには兼さんのことしか書けなかったので、ブログで書き切りたいと思います。
土方歳三資料館
高幡不動からモノレールで万願寺駅まで1駅行くと、土方歳三の生家を改装してつくられた資料館があります。
駅から気合いが入っていて、こんなところにも旗が。
資料館は本当に普通の住宅街にあって、限られたスペースながらも充実していました。
庭には銅像なんかも。
他にも竹や石田散薬ののぼりもありました。 ここでのメインはあの「つよくてかっこいい刀」こと、和泉守兼定。
流石に写真は撮れないのですが、図録で買ってこられたので満足。
刀の兼さんはとうらぶの兼さんの台詞通りとしか言えなくて、本当に「つよくてかっこいい」なんですよね……。
美術品としての見目の良さと実戦刀としての戦いぶりが詰まった一振りでした。
本当に土方さんが持っていた跡があったり、傷跡が残っていたりと、かなり生々しい史料でした。
刃は近年になって研がれているということもあり、博物館でよく見るような刀よりはずっと切れ味が鋭く見えました。
まさに「白刃」という言葉がしっくりくる、冷ややかで綺麗な切っ先にはゾクッとします。
そういえばとうらぶでは「華やかな」と自分で言ってますが、確かにその通りでした。華と強さを兼ね備えた、鬼の副長に相応しい相棒だったんだと思います。
兼さんの話はこの辺で。
もちろんお墓参りもしてきました。
石田寺
石田散薬の名前の由来でもあるお寺です。遺骨はないそうですが、立派な石碑と墓所がありました。
壬生寺にも似たようなお骨のない墓所がいくつかあったように思いますが、改めてここでもお参りできてよかったです。
新選組のふるさと歴史館
日野駅からバスで移動して20分くらい?結構遠かったです。
ここもまた住宅街で見つけるのに苦労しましたが、中は凄かったです。
ちょうどこの特別展の初日でした。
こんな感じで写真撮れるところもあったのですが、一番はしゃいでましたね……w
なんといっても模造刀があったこと。しかもちゃんと重い金属製のです。
あ、何故か洞爺湖の木刀もありました……w
刀抜いてガシャンガシャンいうのかっこいいからってやたらテンション高かったです。
2.5の子たちはこれを振ってるのかと思うとさぞ大変なんだろうというのも思いました。
奥の土方さん、なんと爪楊枝アートなんですよ……。
展示は生家の資料館と似たようなものも多かったのですが、こっちは新撰組全般を扱っていたので、池田屋事件の詳細なんかもありました。
タイムリー(?)なオタクにはありがたい解説ばかりで、もっと色々勉強しておけばよかった、とも。
新撰組をテーマにしたドラマや映画の小道具もあり、極めつけには漫画も並んでました。
何より「銀魂」があったことその解説で「マヨネーズ好き以外はほとんどいじられていない」という一文には「えぇ……」となってしまいましたが。
ほとんど公認みたいな感じでした。マヨラー以外は確かにかっこよくてモテる、正義感の強い鬼の副長で間違いないのでそういうことなんでしょう。
日野宿本陣
ここもかなりの聖地です。テレビの取材とかも来たらしい、そういう場所です。
歴史的には、天然理心流の剣士がここに来て修行をしたり、出稽古の際に交流した場だということです。
ガイドのおじいさんがものすごくよく語ってくれたので、いろいろと勉強になりました。
私たちがいったあとで団体客が押し寄せてきたのは本当に驚きましたが。がっつり観光地ですねここ。
明治天皇もいらしてます。
中は撮ったのですがわかりづらいので割愛します。
見所としては、当時は大名しか出来なかった畳敷きの「畳廊下」や一枚板の木製襖など、名主のお屋敷としては別格だというつくりが挙げられていました。
日本庭園も立派で、すごく素敵なお屋敷でした。石油掘り当てたらこういうの建てたいですね。
日野八坂神社
これが奉納されていることで有名な神社です。新撰組モチーフの絵馬や御朱印でも知られるそうですが、そこまではリサーチしてなかったので今回はこれだけです。
高幡不動尊
ここにも土方さんの銅像があるということで行ってきました。
そういえばとうらぶの和泉守兼定極はこの銅像がモデルになっているという話を見かけましたが、確かにそう言われたらそう見えます。
ゲームで極にしていないのでなんとも言えないのですが、アップだとよくわかるかもしれないです。
確かにポニーテールにしてますね……(語弊がある)
立派な塔や橋もあって、参道にも新撰組関連のショップやお団子屋さんなんかもありました。今回は夕方で時間がなかったので、またいつかゆっくり来たいですね。
最後に
今回は方向音痴の私がひとりで行けるわけもなかったので、地元民の友人に何から何まで連れて行って貰いました。本当にありがとうございました。
刀ステも無事当選したことですし、7月には京都でも改めて聖地巡礼してきます。
おそらく壬生あたりは10年ぶり?になるんでしょうか。できる限りいけたらと思います。
次は東京国立博物館の亀甲さんが直近であるので、今度はそれも行かないといけないですね。
美術史のレポートも書けたので、一旦筆を置きます。それではまた。