【舞台】ミラクル☆ステージ サンリオ男子【感想】
今回は推しこと北川尚弥くん主演の「ミラクル☆ステージ サンリオ男子」に行って参りました。
楽日ですが千穐楽ではなく、昼公演です。
ネタバレはうっかりしてしまいそうなので気になる方はご遠慮ください。
ざっくり感想
最初に自分の反省としてはモノレールの快速とそれ以外間違えて天王洲アイルを華麗に通過し羽田の一番手前まで行ってしまったことです。
そのせいで(?)かはわかりませんが最推しのうちわ逃して絶望してました。が、アニメで一番好きだった西宮諒くんのうちわを見かねた母親が買ってくれて、始まってから振ってたら諒くんが気づいてくれて、目があった……という勘違いかもしれないアレで完全に落とされました。
佇まいも可愛ければ声もすごく好きで、配信くらいでしか存じ上げていなかった宮崎湧くんのことも改めて好きになって。
こういう意外な出会いとか気づきがあるのも生の良さだと思っていたり。
ただ、応援グッズは難しい面もありますが、なるべく在庫は多めにお願いしたいところ。
その場で必要なものだからこそ、ある程度確保していただけるとありがたいですね……。
ペンライト自由だったのはよかったと思いますが、なかなか色がわからないとかもあったので「うちわOK、ペンライトOK」をうたうのであれば、もう少し2.5次元初心者にもとっつきやすいような工夫があってもよかったのかな、という印象です。
結局自分で作ったうちわは出すタイミングなくて、それでもそれぞれの色やうちわを探してくれて、それに気づいてくれたのはやっぱり嬉しくて、歌の入りがわかるようでわからなかったの以外はもう本当に全力で応援できたかと思います。
最後の主題歌はテニミュよろしく丁寧にレクチャーがあって、もっと最初からこういう優しさが欲しかったかな、というところ。
役者さんそれぞれに実力差はあると思いますが、それを感じさせない「リアルさ」「高校生らしさ」みたいなものを考えた歌やダンスの割り振りはとてもよくて、それぞれの個性も見えるのにきちんとまとまっていたのがよかったです。
スクリーンを多用する演出も今時の舞台、という感じで、物語の展開が「case1」のようにオムニバス形式だったのもキャラの紹介をしつつ物語を進行させるのにテンポがよかったです。くどくない程度の説明でありながらキャラがわかる絶妙さ。
とにかく百聞は一見にしかずだと思うのでDVD買うか配信見てください……w
キャラクター(役者)ごとに色々
関東組から。
関東組はパンフにあった通りわちゃわちゃした高校生らしい雰囲気のノリがリアルでよかったです。リアル高校生(私)が言うんだから多分そうです()
Case1でいきなり「30歳までDTだと魔法使い」なんてネタが飛び出すとは思わなくて、つい「松か?」とすら思う程度でしたがサンリオだからといってゆるふわ系だけじゃないんだなという、衝撃的でもありました。
生々しいほどリアルで、でもきちんとコメディとしてオチをつけることでキラキラに変えてしまうのがこの作品のすごさだと思いました。
演じている尚弥くん本人の天然なところを知っているファンとしてはそうした部分やいい意味方の「普通さ」「等身大」が生かされていて、でもセンターに立ったときのキラキラは誰にも負けなくて、若干推しフィルター入ってはいますがもう安心したというかなんというか不思議な安堵感があって感無量でした。
水野祐くんが一番アニメの印象に近くて、ピューロでバイトする話のところであったバイトの時の客前でのハイテンションと業務連絡のローテンションぶりはまさに彼のチャラいけど闇もある、みたいな部分がよくわかるいい演出でした。
源くんは本当に声がいい。演じている和合くんのものですが、アニメではCV内田雄馬だったのでこんなにぴったりな声を持った役者さんになったのは巡り合わせというか、色々な意味でぴったりだと思いました。あんな会長憧れるしかないです。
今日色々あって私が落ちた(好きになった)宮崎湧くん演じる西宮諒くんはアニメを超えるかわいさとちょっと気取ったような、コンプレックスを隠そうとするいじらしさみたいなものがよく伝わる仕草が本当にツボでした。一挙手一投足が西宮諒くんでした。湧くんすごいな……。
うちわ気づいてくれてありがとう。目が合った瞬間好きになりました……。
吉野俊介くんのキティさんガチ勢っぷりは淡々とした威圧感があって、お金の力を使おうとする関西組の豊原くんとは違った強火ヲタっぷりがよかったです。
関西組は舞台からの参加だったにも関わらず、本当に存在感があって、関東組を若干食ってるレベルでした。それくらいキレッキレのツッコミ、歌や踊りとそれぞれのポテンシャルが高くて、一緒に観ていた大阪出身の母曰く「イケメン吉本新喜劇」。まさにそうですね、イケメンといって差し支えないのに三枚目もできる、しかもイヤミなくクオリティの高い笑いを提供してくれるところが作品の一番大事な部分を支えているように感じました。
特に本物の大阪人・虎男こと北乃くんはすごいですよ本当。テニミュ関係で存じていて話がうまいのもわかってはいたんですが、生のしゃべりはもう本当、芸人さんにも劣らないパワーがあって、たくさん笑かしてもらいました。ほんまおおきに。
豊原くん(定本くん)のキティはん呼びもすごく好きで、何より彼は仕草が素晴らしく美しい。不二先輩役をやっていたのが納得できる、あの髪の長さが似合う希少な役者さんだと思います。
KIRIMIちゃん.推しのゆずくんがサイコパスキャラだったのは衝撃でしたがそれはそれでゾクッとする面白さがあって、一番ゆるふわな見た目でとんでもない武器隠し持ってる子でした。切り身だけにキレキャラっていうのもわかってしまえば面白いというところ。
いやもうほんっっっっとうに面白かったです。笑い疲れた、という感覚は久々に味わいました。
先生たちも「おじさん」と自虐しつつも楽しんでいるところがリアルでいじらしく、なんだか一番愛おしくなってしまうような、いいコンビでした。生徒との距離感や微妙な心情もよくわかって、おじさんというよりはお茶目なお兄さんたちというポジションに収まっていた気がします。
全員分細かく触れられてなくてすみません、でも本当にこのメンバーは役にあっていて、リアルな高校生を演じられる人たちだと思いました。先生もまたしかり。
続編やるなら続投してくれることを願ってます。というかそうでなきゃ意味がないようにも思ったり。
まとめ
サンリオ男子すごかったです。キラキラだけじゃない!!!!!とにかく面白かったです!!!!!!
最終日じゃなきゃ追いチケしてました本当。
またやってください、今度は是非大阪でも。絶対ウケます。
あとは私のツイートでも貼っておきます。
モノレール間違えて焦ったけどなんとか大丈夫 pic.twitter.com/6NVkgogz4o
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
【悲報】推しのうちわ売り切れ 嬉しいけどしにたい
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
ロビーでメンタルブレイクだわ
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
(円盤は予約した)
こんなに早いとは思ってなかった
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
最推しダメだったけど諒くん買えてよかった
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
推しひとりはよくないわ
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
アニメ見てて諒くん好きでよかった
いや観劇前に泣きそうは初めて
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
【速報】推し増えた
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
推しが増えたとか何とかという話の中身。
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
西宮諒くん(演:宮崎湧くん)ものすごくよかった……。尊かった。挨拶担当でもっと好きになった……。 pic.twitter.com/0fub5G2NQY
そういえば今日の舞台、ゆるふわ系かと思ったら開幕早々推しが「30歳までDTだと魔法使いになっちゃうんだって」って話を始めたのあまりにもリアル高校生で軽く焦った()
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2018年12月9日
最後がっつりネタバレですねごめんなさい。
とはいえ、本当に行ってよかった、と思える作品でした。
素敵な出会いをありがとうございました。
それでは、次はクリスマスイベントがあるので発券ガチャがんばります。ではでは。