Stellar Interlude

The show must go on!

【感想】舞台「27 -7ORDER-」【2/14・夜】

連日の現場で疲れているので感想からサクッと。

ネタバレ気にしないのでご了承ください。

 

 

 

 

概要・あらすじ (完全にネタバレ)

あらすじというと難しいですが、伝説のロックミュージシャンは27歳で亡くなっている、というところがキーワードだったようです。

遺伝子の良し悪しで人間にランク付けを行う「AZ法」というものが施行された近未来的な世界観が舞台となっていて、最下位にあたるZに分類された人間は文化的なこと、例えばここでは「音楽」、特に公序良俗に反するという理由でロックが禁止された身分の主人公のユウマ(真田佑馬)が「7ORDER」として活動するまでのバックグラウンドを描いたスピンオフ的な作品でした。

現実で動いている「7ORDER」プロジェクトに物語をつけているという感覚です。

ユウマはロックミュージシャンをしていた父親、カズマ(真田佑馬・一人二役)がロックを演奏するという反政府的な活動を行う中で死んでしまい、そのあと捨てられたということから父親のようにはならないという決意をして「7ORDER」メンバーがバンド活動をしようと言ったときも乗り気ではない様子から始まりました。

その後、幼馴染でGランクの身分を持つヤマト(財木琢磨)やスコアクラブの面々、また父親とかつてバンドを組んでいたショー(定本楓馬)と出会うことでロックに対する考えが変わり、自分も父親のように音楽で革命を起こそうと考え始める、というような流れでした。

 

感想

真田佑馬くんのことはよく知りませんでしたが、とにかくギターが素晴らしい。

目の前だったので手元までよく見ていましたが、これは本物。

ギターできるのかっこいい、なんていうありきたりな感想になってしまいますが、彼のファンはきっと嬉しかったんじゃないでしょうか。

 

自分の推しのこと。

 

スコアクラブのブライアン(尚弥くん)、カート(梅津くん)は目の前で踊ってくれたのと、とにかくふたりとも楽しそうで、内容云々よりもそれにほっとしました。

安堵感。

梅津くんは歌って踊ることはあんまり慣れていないということで本人も大変だったと言っていましたが、その頑張りもちゃんと成果が出ていて、スコアクラブの4人全員が並んでも悪目立ちなんてことはなくて、これをきっかけにもっと自信を持ってくれたらいいな、と思ったり。

声がいいのも本当に好き。ちなみに日替わりはバレンタインからの小栗旬。やや懐かしいネタなのがウケた。

 

尚弥くんはまあもう慣れたものですよね。

同じ銀劇でサンリオのときは座長やってますし。

今回は見知ったメンバーと責任のない立場なのでとても楽しそうにやっていて、それだけでオタクは報われました。

 

あとなんかわからないけど近かったからかめちゃめちゃ目が合った。

認知されてる(?)と思うので多分彼もわかってると思う。

最近イベとかあんまり行けてなかったから申し訳無さもありつつ、またきちんと手紙を書こうと思います。

結局見終わってすぐ思ったことが「やっぱりうちの推しが世界一かっこいい」だったので、私は尚弥くんに甘すぎるくらいには甘いです。

しゃあない。大好きなんだから。

 

定本くんは歌が上手くなったと思います。不二先輩のときからなんとなくは知ってたんですが。

同行した母親はずっと足が長いって言ってます。

まあそう。オスカーだもん。綺麗だよね。うん。かっこよかったです。

 

財木くんは久々に見ましたが顔はきれいだし芝居もできるしアレさえなければ。

まあそれはそれとして。主人公と対立する難しい役どころでも好演していたと思います。

 

カテコで漫才師みたいだった前田くんは尚弥くんと事務所が一緒らしくて笑ってしまった。

でも最後までちゃんと楽しかったのは良かったです。

 

感想っていうか推しの話になってしまった。

 

ただ、今回の難しいところも当然ありました。

チケが捌けない理由でもあるかと思います。ちょっとネガだけど許して。

  • プロモーションが下手で内容がいまひとつわからない
  • 真田くんあるいは定本くんのファンじゃない限り、毎回通うほど推しに出番がない、セリフがない。というか主演級を脇役に置きすぎ。もったいない。
  • 内容が友達には勧めにくい。世界観の関係で、どうしてもやや品がないというか、乱暴というか、またLGBTにあたるキャラとか主人公が虐待されていたとか、友達に是非見てくれ!とは言いづらいポイント、誰かの地雷が多いかもしれないので、こういうのが気になる人、苦手な人には正直勧められないです。
  • 運営がちょっとポンコツ、プレボの管理とか色々甘い
  • 冒頭の「優性遺伝」のワードでブチギレそうになった、優性遺伝っていうのはな!!!!!!遺伝しやすいって意味だよ!!!!!!!見間違いだったらすみません!!!!!でもちょっとなんかモヤッた!!!!!!

 

良かったところも当然あります。

キャストのことも、音楽のことも、演出もとても良かった。

でも、ネガティブな部分が気になってしまうと楽しめないような気もする。

そんな難しい作品だとは思います。

 

私は楽しかったのでいいですけど。

オリジナルはまだまだプロモーションとか色々大事ですね、と課題も感じました。

 

またこのへんで。