【感想】ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学VS.立海 後編【12/24・東京前楽】
テニミュやってるから今は実質夏。
いつもどおりネタバレ満載ただのオタクの阿鼻叫喚です。
ご了承いただける方のみお進みください。
概要
【公演PV】ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学vs立海 後編
これ見て何かわかる人いたら凄いでしょ、ってくらいテニスしてないんですけどPVはこれです。
ちなみに前編はこちら。(CDです)
念の為書いておくと、テニミュの円盤は基本的にアニメイト専売です。
Twitterまとめ
セトリ
※現地及びTwitterのレポ参照、1st、2ndのCDなどから分かる範囲
【1幕】
M1 非情のテニス (立海校歌)
M2 I’m always winner
M3 青学新曲
M4 新たな世界
M5 ハイライト2019（鎬削らないVer.）
M6 僕は誰？〜思い出せ越前！
M7 ライバルズI
M8 正々堂々
M9 ライバルズ跡部〜ブリザード
M10 ライバルズII
M11 神の子2019（新曲）
M12 デッド・エンド
M13 鎬を削る者達
M14 俺は行く
【2幕】
M15 トリオ新曲
M16 最終決戦
M17 これでもう終わりかい？
M18 青学新曲
M19 非情のテニス (リプライズ)
M20 幸村のテニス
M21 暗闇〜僕は誰？
M22 天衣無縫の極み・辿り着け天衣無縫の極み (MIX)
M23 お前はプリンス
M24 BANZAI・優勝わっしょい (MIX)
M25 GRADUATION
M26 リョーマ新曲
M27 フィナーレ・メドレー
バウ
アルバム（BGM：笑顔見せよう）
M28 DESTINY
M29 頑張れ 負けるな 必ず勝て(GMKK)〜FGKS〜スマイルアンドティアーズ〜GMKK
感想
今日は青年館の1Fドセンとかいうみやすさナンバーワンの良席でした。
結局東京はこの前楽一度しか入れなかったんですが、それでも本当に行けてよかったという言葉につきます。
しかもクリスマスイブ、リョーマくんの誕生日って運命。
それはそれとして。
本編について。
全体的な構成はほぼほぼ1st全立後編と同じだと思います。
ミュージカル『テニスの王子様』 The Final Match 立海 Second feat. The Rivals FINAL BOX 2
- 出版社/メーカー: マーベラスエンターテイメント
- メディア: DVD
セトリ見てもらうとわかるんですが1stから続投の曲も多いです。
ただやっぱり新曲もあって、新曲の歌詞がにちかくんのリョーマくんに被って泣けたり、オタクの感情が揺さぶられます。
それにしてもキャストの演技はもちろん、歌唱、ダンス、どれもレベルが高い。
今までのテニミュではありえないくらいレベル高いです。
やっぱりグランド経験者(跡部様：三浦くん、日吉：あきよしくんなど)がいること、刀ミュ・ステ他、他作品でのレベルアップなど、みんなのスキルアップの機会が多いとてもいい時代の流れなのかなとか。
グランド経験者だから、というわけではないかもしれませんが、生執事から知っているあきよしくん(日吉)に関しては今までになく素晴らしい下剋上でした。
ビブラート！！！声が通る！！！！そんなうまかったっけ？！？！？っていう。
青年館が帝劇になった瞬間。
からの跡部様、魅せる。
ライバルズ跡部のあたり、あの狭い台に飛び乗ってからのバレエの技を披露するがの如く優雅なターン決めて華麗に歌い踊る、テニスと言うか舞のような美しさ。
彼も体つきがしっかりして、より発声も良くなって、素晴らしいパフォーマンスでした。
貴方が跡部様で良かった。
というか三浦くんだからこそ私は跡部様をより好きになったのかな、とも思っていて。
話すと長くなりますが、かんたんに言うと三浦くんの美しい跡部様が理想だったんだなぁとか色々。イメージ通りだったということです。多分。
そして健人くんの伊武！！！！上手い！！！！！こんな子だった！？！？
個人的には「深司、しんじらんない」(ダジャレ)大好きです。
最後のほうでやる部長になった人挙手〜みたいなくだりのオチ。可愛いな！？！？
スポットの曲、めちゃめちゃ動き激しくて絶対しんどいのにぶれないし上手い。凄い。
田仁志の高田くんもやっぱりパワーあるんで迫力満点でした。が、何言ってるかぜんっっっっっっっぜんわからない！！！！！！！！！なんで！！！！！！！ウチナーグチ難しい！！！！！！！！！！！！
翻訳してくれ。ほんとに。でも良かったです。
ライバルズ戦で思い出させてるときにBGMが沖縄民謡風になるの好きなんですよ……。
ライバルズ戦のBGMの話をすると、跡部様、日吉はテーマ曲(？)ですし亜久津のロックなギターギュインギュインいってるのとか、本公演よりもまとまってる分印象的でした。
耳馴染みのある曲、見覚えのある演出(同じ技の演出は基本的に同じです)、懐かしい台詞、リョーマくんではないですが、まさに記憶を呼び起こされるというか、思い出せオタク状態。
いや、むしろとっくに思い出してるのであれは走馬灯。
それにしても氷帝最高でした。本当に上手い大好きです。
はい。じゃあ立海の話。
しんっっっっっっっどい。なんだこれ。同じ劇中でこんなに温度差があるのか、という。
立海は青学とライバルズに立ちはだかる圧倒的な「敵」で、チーム的には2対1になることも然り、孤独な人たちの集団で、だからこそまとまっているようなイメージが強化されました。
校歌はもちろん、幸村様が倒れた回想もちゃんと演じられてて、なんだかもう泣くしか無い。泣くしか無いしつらいしベンチもお通夜でどうしていいかわからない。
私の方からは見えなかったんですけどまあ泣いてる人がいるとか凄い。
卒業式のシーン。
客席に響くすすり泣き。
私もだめでした。ダブルス特にだめ。
プラチナペア、楽しかったなんていって締めるからもう無理泣いた。
彼らの言う通り、二人は本当にいいダブルスだった。
勝ちにこだわるのが立海のやり方だから当然勝つことが一番だったんだけど。
むしろ彼らは勝ち負けにこだわったが故に勝ち負け以上のものを得たんだなって、そんなふうに腑に落ちました。
ぼろぼろ泣いたけど救済ですね。
ゴールデンペアもだめだった。泣いた。というかいつも英二に泣かされる。
二人はプラチナペアとも似てるけど似てなくて、勝ち負けも大事だけどそれ以上に「大石・菊丸揃ってやるダブルス」であることにこだわってて。
それが叶って、勝てて。たしかに彼らは全国大会ナンバーワンダブルスになって。
でも卒業したら終わりだっていう刹那的なものであることに自覚的で。
だからこそ二人でやることにこだわってたという結論になるしもう、なんか、うまく言えません。尊いんですよ。泣いた。
相方を信じて貫いて、勝ちたかったのがダイレクトに伝わってくるからダブルスはしんどい。特に二人のやり取りが目に見える分シングルスプレイヤーよりエモいんですよね。
そんな中であっさりしてた立海D1(柳生仁王)。
あのドライなのが二人らしくて、うなずけるけど「アデューとは言いませんよ」が未練がましくて好きです。
手塚あたりの卒業シーンに関しては正直あまり寂しくなかったという本音。
なんといっても彼らには完全版のときに書き下ろし小説があって、フェアウェルパーティーの漫画もあって。
もう許斐先生からのアンサーというかある程度の示唆がなされてるので一度見てる、というかそこまでくるものはなくて。
これからも活躍するのを楽しみにしていようという穏やかな気持ちでした。
乾がノートをカチローに託すのもありましたし。
逆に原作での描かれなかった立海に関してはまあもう無理ですよほんとに。
真田の「お前のおかげで3年間楽しかった」(曖昧)は幸村にとって一番嬉しいはずの言葉で。
それに「心から感謝を」っていう幸村様。
あくまで勝ちにこだわった彼らが「テニスを楽しむ」ことは叶わなくても、「テニスがあったから楽しかった」という記憶が残るなら、思い出になったのなら、それはきっと何より幸福だったんじゃないか、という憶測。あるいは願い。
どこまでも柳先輩に絡みに行く赤也は本当に可愛い。
あの二人は悲しみよりやりきった感じがしたので清々しくも見えました。
ライバルズは卒業というかなんというか曖昧でしたがくすっとさせてくれて、泣きながら見てました。
そしてリョーマくんの新曲になって。
テニミュが終わってしまうんだなぁという感慨とか諸々泣きました。
あのスライドショーはずるい。
「俺は行く」で有明のコートに向かう道があんなふうに出てきたのとかも結構好きです。
演出だと滝のシーン。
立体的に見えるように映像とライトとを駆使して、いつものラリーの表現の応用のようなピンスポット使いでした。あれはもうちょっと知りたい。すごい演出。
南次郎(この日は森山栄治さん)も良かったです。トロッコ好き。
書いてるとキリがないんですがそろそろ一旦終わり。
日替わり
- 前アナ：菊丸
- 後アナ：丸井
- コーレス青学：不二「僕に勝つのはまだ早いよ」
- コーレス立海：赤也「ヒャッハッハッハ」(うろ覚え)
- コーレスバルズ：亜久津「来い小僧」→リョーマくんに「特別な日らしいな」(誕生日なので)
- ライバルズ日替わり：亜久津
細かいことは多分Twitterに書いてます。
が、亜久津はお客さんに好きなケーキを聞くというネタでした。
クリスマスだしやたら可愛い。めっちゃ中学生してました。
赤也がコーレスの最後に先輩たちに耳打ちしてから「メリークリスマス！！！！！！」って叫んでたの可愛すぎて死にました。天使化とはこのことか。
赤也ありがとう。大好きだ。
客降り・アンコール関係
- 手塚のBANZAI可愛すぎ
- 客降り、幸村様が普通にそこらへんにいてビビった
- ブン太と抱き合ったりやたらいちゃつく立海
- 跡部様は一瞬歩いていかれた
- リョーマくん普通に居た
- いつもステージに居るようなメンツ(幸村様、リョーマくん、跡部様あたり)が客降りめっちゃしててラスト感
まだまだ書きたいことはいっぱいありますがもう寝ないとやばいので一旦このへんで。
あとは凱旋2回行って見納めになってしまいますが本当に良かったです。
テニミュがあってよかった。
それではよいクリスマスを。
