Stellar Interlude

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【感想】ミュージカル『新テニスの王子様』The First Stage【12/24・東京楽】

昨日は1年ぶりの青年館でミュージカル『新テニスの王子様』The First Stage、東京千秋楽公演を観劇しました。

 

私はこの公演が初観劇だったので、もう、本当に、何が何だか……。

ネタバレなども含みますので、この先は自己責任でご覧下さい。

 

 

感想

Twitterまとめ

キャストについて

気になったキャスト、個人的に印象的だった子や注目していた子について。

全員書けていないのですが皆さん本当に上手くて、とてもよかったです。

  • 越前リョーマ(今牧くん)
    かわいい!!!!!!!かっこいい!!!!!やっぱりリョーマくんはそこに居ました。3rdのにちかくんが好きだったので受け入れられるかみたいなところはあったんですが、声質も割と近い子で、しかも上手いからなんかもう、1曲目のソロ曲聞いて「落ちた」。楽挨拶で段取りすっ飛ばして前田プロ慌てさせたり、何かとこれからが楽しみな本当に期待のルーキー。それにしても可愛い。
  • 手塚国光(山田くん)
    ちっちゃかわいい手塚。歌がうまい。挨拶で最後に元気よく「メリークリスマスイブ!」してたのがもう可愛かった。今までの手塚の中では劇中以外だとよく笑う子だなぁというイメージ。これはこれで明るくて好き。
  • 桃城武(寶珠山くん)
    魂が桃城先輩の形してた。出てきたときから「あっ桃ちゃん先輩!」ってなるのはやっぱりすごい。鬼先輩との試合もよかったし本当に最初から桃ちゃん先輩でした。
  • 跡部様(高橋くん)
    今作の跡部様は美しいキングというよりはアルティメットハードワーカー、努力家の跡部景吾としての面を見せるシーンが多かったので、彼の演じ方はぴったりでした。跡部様らしい堂々とした振る舞いも、ビジュアル的にも和樹さんやくぼべ様みたいな雰囲気があってよかったです。Twitterなんか見てると本人は全然俺様してないのもまたギャップ萌え。歌も上手くてキーも高めなのが意外でよかったです。何より「建国」の曲は圧巻でした。
  • 切原赤也(前田プロ)
    やっぱりプロでした。デビル&エクスタシー、最高です。あの狂気の笑いは彼にしか出来ない赤也の象徴だと思うので、それも聞けてその上であの笑顔。天使ですね。本当に。1試合の中で様々な表情が見られて、それを表現出来る彼はやっぱり赤也を演じるプロという言葉がぴったりですね。赤也推しというわけではなかったのですが、この赤也はやっぱり凄い。見たかったものを見せてもらっています。
  • 白石部長(武本くん)
    美しい!!!!!!!!!!!!というか3rdからまた私の理想の白石ことヒデ様系の白石の系譜になっていてものすごく嬉しいです。美人。肌が綺麗。とてもいい。デビエクからのガントレットぶん投げるところまで、シュールなのに白石が言うからちょっとシリアスっぽく感じられるのそのさじ加減も絶妙。歌も踊りも出来て、美しいけどそれほど色気に振らない爽やかなところも高校生と中学生の対比をさせる今作では好印象。(それはそれとして色気がある白石も当然好きです)デビエクかなり好きかもしれない。
  • 金ちゃん(らいまくん)
    おかえりなさい!という感じ。待ってましたあの金ちゃん。腕周りの筋肉がまたついて、さらに強そうになって帰ってきた彼。本当に彼は金ちゃんですね。
    持ち前の運動神経もですが、とにかくかっこいいし元気いっぱいやってくれるのが嬉しい。これぞ金ちゃん。今回はあまり試合シーンが無かったので、いずれワイヤーで飛んでくれないかなぁ……なんて。
  • クラウザー(新谷くん)
    3rdのアンダーだった彼ですが見事クラウザーとして戻ってきてくれました。私も個人的に結構好きで、美しいビジュアルと素晴らしい発音はクラウザーのイメージ通りでした。回想シーンも一瞬あったので、彼が並々ならぬ思いで日本に残っているのを思い出したり、なんだかこう憎めないキャラ。ソロがまだ無かったと思うので、今後が楽しみです。いっそ全編英語曲やってくれないかな。
  • 徳川先輩(小野くん)
    伏し目になるとあの日の幻(リアルタイムでは観劇していませんが)を見てしまう感じがOBキャストのあるあるになりそう。やっぱりスタイルもいいし美しいし、徳川先輩らしいクールさはハマり役。まだ試合シーンもほとんどないので、ブラックホールがどうなるのかが楽しみです。
  • 鬼先輩(岡本くん)
    ものすごく上手いんですけどTwitterジャンフェスのステージとか見てると本人は見た目よりもずっとフレンドリーで明るくて人に好かれる鬼先輩そのもの!という印象があったので、舞台上での迫力たっぷりのお芝居にも鬼先輩の熱さや秘めた優しさを感じられてよかったです。これはキャラと本人のハートの部分が似ているというタイプのハマり方かもしれません。鬼先輩のあのガットも完全再現されていました。
  • 入江先輩(泰江くん)
    ものすごく可愛い!!!!!!!うっっっっざいのに可愛い!!!!キラキラで可愛くて美人で上手くて、敵ながら?というか跡部様にあんなことしておいてと思いながらもものすごく好きになってしまいました。入江先輩もしかしたら好きかもしれない。眼鏡がギラつくのとか「演技」をするところとか、どこをとっても漫画の一コマを切り抜いてきてきたかのようで、ダブルキャストを張るだけの俳優さんでした。なんというか愛くるしい顔してるんですよ……好きだなぁ。
  • 大和部長(松島くん)
    手塚役の山田くんと同じボーイズユニット所属とのことで、このあたりは割と意図的なキャスティングなのかな?とも思ったり。ある程度関係性が出来ているであろう役者同士で演じていたこともあって、大和先輩と手塚の部長とは何かを問う歌は号泣もの。キラキラしたオーラもあって、本当に魅力的でした。とはいえ引退試合をやってしまったのでまた出てくるのがいつになるかというところですが、名シーンに一役買っていました。
  • 外道おにいさん(チャンへくん)
    テニスロボットを忠実に演じていて、踊りやちょっとした仕草にまでこだわりを感じました。それでいて日替わりの面白いことやってみたり、独特な言い回しを解説されて入江先輩をどやすところもなかなか迫力満点で、それでいてなんだか全体的に憎めないかっこよさがあるのが魅力的でした。というか外道おにいさんのキャラをよく理解していなかったので、こんなキャラだったのか!という新しい気づきとか、もっと好きになれるところが多かったです。歌に踊りに何でも出来る、どちらかというと彼はミュージカルロボットなのかもしれない……?
  • 三船コーチ(岸さん)
    ヤバい。この人が出てくると革命がフランス革命になって青年館が帝劇になる。圧倒的声量、圧倒的存在感。この人がいるから軸がしっかりするというか、大黒柱のような素晴らしいベテラン役者さんでした。あんなに上手いんだもんなんかもうすごい何も言うことはないです。今後も出続けていただけますように。素晴らしかったです。

 

全員にコメントが出来なくてごめんなさい。

本当にみんな上手くて、素晴らしくて、ハイレベルで、これが新テニミュだ!というのを目の当たりにしました。

いつものノリで観に行ったら度肝抜かれるというか、いつもとは違う衝撃の連続でした。

曲もグランドと近い感じで、キャラソンよりだったこれまでも好きですが、また新しい気づきや良さがあって。

チームを超えた繋がりや関係にもフォーカスされるので、推しが誰だからどうというのもあまり関係なくなってきていて。

チームを、新人を応援することの楽しさと、個人や全員を、これまで知らなかった実力者と出会って応援できる楽しさの両方の良さがそれぞれにあると思うので、4thのスタートはもちろん、どちらも一緒にこれからのテニミュがもっともっと素敵なものになることを願っています。

 

それにしても楽しかった。

大阪遠征が厳しそうなのが本当に残念ですが、素晴らしいものが見られました。

凱旋では必ずまた会いにいきます。

ではまた。