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【感想】The Brow Beat Live Tour 2022 “404”【6/4東京・ツアー最終日】

The Brow Beat Live Tour 2022 ”404”、久々のブロビ有観客ライブということで、2020年の冬に行って以来2度目の参戦でした。

コロナ前に行っておいて本当に良かったと思って居たライブだったので、今回こうしてコロナ禍でもどうにか無事、全公演開催されたことが本当に嬉しいです。

 

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edgarsakura.hateblo.jp

 

セトリに触れる箇所もありますので、アーカイブ等でご覧になる方などはご了承の上ご覧下さい。

 

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感想

内容としては今回のアルバム「404」の楽曲を中心に、インディーズ時代の定番曲・人気曲を組み込んだ王道中の王道のようなセットリストでした。

コロナ禍で声は出せないものの、3階まで総立ちで、流司くんの言うとおり皆さん棒立ちからバンギャのお手本のようなノリ方まで思い思いのスタイルで楽しんでいました。

私もどっちかというとバンギャ的なノリが好きな方ではあるので、隣の方とぶつからない程度には手振りしてました。

いやもう正直忘れてると思ってたんですけど身体は覚えてるモノですね……。

ジャンプは隣の人の足踏んでしまいそうで怖くて出来なかったんですが、ライブハウスみたいな広いフロアならやりたかったですね。

 

それはさておき。

セットリストというか全体の流れとしては今までのような物語性を排したぶん、見やすくわかりやすい、メジャーデビューしたんだなと実感させられるような、キャッチーでノリやすい、本当にお手本のような王道セットリストでした。

序盤にアルバムリード曲「銃声」を含めたノリのいい楽曲を続けて披露し、適宜MCを挟みながら落ち着いた曲でつなぎ、終盤でまたギアを上げ直してメジャーデビュー曲「ハレヴタイ」で銀テ射出して一旦捌けてアンコールというジェットコースターのようでありながらとても美しい流れ。

アンコールもハミングバードでクールダウンした後、ダンサブルで新鮮な楽曲「大和歌」を披露しインディーズ時代の名曲「睡蓮」「アイリス」で盛り上げ、2回目のアンコールでお待ちかね(?)The Brow Beat学園校歌のくだりを披露。

何度聞いても普通に意味がわからないんですが面白いしブロビらしいから許されてしまうと言う。

ヴィジュアル系然としたバンドではあるんですが、Ryujiは勿論、HAKUEIさんやバンメンの皆さんもベテランではありながらもすごくお茶目で、天然っぽいところがなんだか可愛らしいような方たちばかりなので、見ていて安心感があるというか癒やされます。

そんなところから切り替えて、最後は爆上げ曲「L.R」等(夢中すぎて記憶が曖昧)で締めて、熱気と興奮に満ちた最高のライブでした。

 

切り替えがすごいというかとにかく役者で、魅せ方や引き込み方が普通のアーティストにはない何かがあって、そこがやっぱり流司くんがRyujiとしてやっていることの意味になるんじゃないかなと思ったり。

 

あとはやっぱりブロビはとても前向きで、明るくて、どんな曲にも誰かの背中を押してくれるような力強さと温かさがあって、伝えたいことはライブ中にRyujiが言った「明日からも頑張りましょう」に尽きるんじゃないでしょうか。

 

そもそもロックって文化自体、しんどかったり思うようにならない現実に対する反抗や対抗を主軸に身近なテーマを幅広く題材とする音楽ジャンルなので、こんな時代には多くの人にとって普遍的に通ずる応援歌になり得るんだろうとも思います。

 

あと言いそびれたこととしては今回のアルバムの「初雪の前に」がほんっっとうに好きなんです。

HAKUEIさんが作詞作曲をしてらっしゃる曲で、テーマがインディーズ時代のようにとてもファンタジックなのが好きです。

www.uta-net.com

ライブでは傘を持った演出が印象的でした。

モチーフが全く見当つかなかったので調べたところ、HAKUEIさんがトッケビという韓国の伝承にある鬼のような存在をテーマにした韓流ドラマ「トッケビ」にインスパイアされて作られた楽曲との情報が出てきました。

半妖って犬夜叉のイメージなんですが、韓国にもこういう考え方あるんですね。

知らなかったです。

tokkebi.jp

ja.wikipedia.org

 

話は逸れてしまいましたが、最後に。

今回も本当に楽しいライブでした。

今後のさらなる活躍を楽しみにしながら、次のツアーも絶対行きます。

これからのブロビが本当に楽しみです。

ではまた。