【舞台】極上文學 第14弾 「桜の森の満開の下」【12/11・マチネ】
2回目見てきました。
いつもながらネタバレあります。ご了承ください。
本日の配役
鼓毒丸:太田将熙
ツミ夜姫:轟大輝
ミレン/アコガレ:梅津瑞樹
落伍者:笹翼
最初にまとめておきます。敬称略。
Twitterまとめ
極上文學、私は2回目ですが役変わるので未知数……。 pic.twitter.com/UJlmBkQIyF
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年12月11日
アイドルと勇者と刀で笑ってしまった
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年12月11日
※前アナです。アイドルと勇者=太田将熙くん、刀は梅津くん。
今日ヤバい面白すぎる
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年12月11日
ではでは
今日も良かった……
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年12月11日
#極上文學 2回目観てきました。マルチキャストなので見比べるのも醍醐味。
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年12月11日
感想はツリーにしました……。 pic.twitter.com/2aGonSO7HH
今日の鼔毒丸、太田将熙くんがド!の子なのは知ってたんですけどめっちゃ爽やかだった……凄いな……声での芝居もやってたのもあると思うけど、やっぱり朗読メインの作品だと声だけでも引っ張っていく力が大事だし良かったです……。叫ぶシーン、本当に迫力ある……。
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年12月11日
ツミ夜姫は轟大輝くん、しっかり者の姐さん女房のような雰囲気があって素敵でした。
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年12月11日
捌け際まで見るタイミングがあったんですが、ライトの外でも妖艶な表情で何より香水……?とてもいい香りを残していかれました……。あれは惑わされますよね……。
そしてミレン/アコガレの梅津くん。
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年12月11日
贔屓目もあるとは思いますが、やっぱり細かいところと地の文を読む時の抑揚が好きです、端々に落伍者への愛があるというか、哀しいのがむしろ愛らしい感じ。
髪を指で巻き付けて払うのも見えてました……美しかった。
また改めて感想書きます。
感想
Twitterでちゃんと感想書くって言ったので書きますよもちろん。というかこれライフワークだな。
いやーーーほんとに今日は新鮮だった。
日曜日も同じ作品見たはずなのに、キャストが変わるだけでこんなに変わるのか、という感動。
太田くんの鼓毒丸はどっちかというと高い声で、爽やかなのもあってちょっとお調子者っぽいやんちゃな感じというか、そんな山賊でした。
轟くんのツミ夜姫は艶やかでありながらも倒錯した雰囲気はあまりなく、どちらかというと姐さん女房のような落ち着きと、有無を言わせない迫力が印象的。
梅津くんのミレン/アコガレは見てるだけで胸が苦しくなる感じ。
なんというか、その、切ないほどに美しくて、ミレンのときはあまりにも可憐で、どうしようもなく無垢で無邪気で健気な悲しい笑顔が似合うというか、そんな感じ。
アコガレのときは観念したような、全てを悟ったかのような女性の悲哀というか悲哀から生まれる美しさというかそういうものをまとっていたように思います。
推しだから贔屓目に書いてる部分も大いにあるとは思いますが……。
鼓毒丸を見ているからこそ、その違いが歴然でギャップというか演じ分け、演技力をまざまざと見せつけられました。
そもそも声から違う。同じ人でも、役が変わればビジュアルだけでなく声色から一挙一動の隅々までがらりと変わる。
それができるから役者さんなんだと思いますし、全く違う役を演じてもどちらにも違和感を与えないというか、前に演じていた役のことを感じさせないのが凄い。
今日の梅津くんはどこからどうみても美少女でした。
あんなに悲しく美しく笑う人はこの世に二人といません。
ミレン/アコガレは地の文を読む部分も多いのですが、とにかく熱が違う。
言葉を大切にしている人だからできる、愛情のこもった、慈しむような読み方が本当に良かったです。
一言一句、決して取りこぼすまいという執念のような気配もして、言霊を宿すというのはこういうことをいうのかもしれない、と思ったり。
とにかく美しい日本語を聞いていた気分です。
明日も観に行きますが、また違ったことに気がつけるのか。
観れば観るほど自分の語彙力を失っていくような、陳腐に思えてくるような、そんな辛さもありますがやっぱり楽しい。
観劇してなきゃ生きてても仕方ないです。
お手紙を書かなければいけないのでこのへんで。
では。