Stellar Interlude

The show must go on!

青森→函館旅行2017 【2日目】

2日目。疲れていてもメインイベントのために5時起きです。

朝ごはんでは郷土料理も楽しめました。(下)

特に名前はないらしいです。

五所川原からは日本最北端の私鉄、津軽鉄道を使います。

五所川原→金木

太宰さんの出身地である金木までは津軽鉄道で40分位。

今の時期は風鈴列車です。紫陽花も綺麗で、写真の撮り甲斐がありました。

金木駅はなかなか新しく、太宰さん効果を実感。

太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)

まずは斜陽館…ではなく、こちら。太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)へ行きました。 10年ほど前から公開になった場所で、もとは呉服屋さんとして使われていたそうです。 今はその呉服屋さんの息子さんが公開していて、丁寧に解説してくださいました。

ここまで全部同じお家の中です。曳家で運んできたとのこと。 広い上にお洒落で、本当に太宰さんが居た場所も詳しく教えていただきました。 というのも、太宰さんの弟子という方が見えたことがあって、そのときのお話からわかったということです。

ちょっとはご利益があるといいなあと思いつつ、太宰さんの文机にも座ってきました。

ちなみに、お弟子さんたちは「太宰治(だざいじ)」と呼んでいたそうです。

ここは斜陽館よりもこぢんまりしていて、隠れ家的な観光スポット。

より太宰さんの人間性に触れられる場でした。

おみやげも素敵で、自分のと友人のを買っていきました。 このお土産屋さんに文ストの五十嵐監督のサインがあったり、文ストのちょっとした飾り付けがしてありました。 その話も聞くと、中高生でも一人で来たりと文スト効果はすごかったらしいです。 何と言っても建物の前に太宰さんの等身大パネルが置いてあったからだとか。

そして次が有名なお屋敷です。

斜陽館

やっぱり名所らしく、朝早くでもそれなりに人が入っていました。 とは言え東京に比べたら全然人いません。完璧な写真が撮り放題。

書くより見てもらったほうがいいので、写真でどうぞ。とにかく立派でした。

一つ前に訪ねた新座敷のご主人は「斜陽館だけを見て太宰をただの金持ちのボンボンだと思われるのは悲しい」と仰っていました。 太宰さんが家を嫌ったのも、ちょうど私と同じ年の頃。 私が言うのも烏滸がましいですが、思い悩んだのも納得で す。

詳しくはググってもらったほうが良いと思うので、このへんで。

ここからは只管歩きます。目印がないのでとてもつらかった。

雲祥寺

太宰さんがよく訪れていたというお寺。 斜陽館のすぐ側です。絶賛雑草の伐採中でした。

太宰さんも同じ景色を見ていたのでしょうか。 街並みが昔ながらの雰囲気をとどめていたので、かつてとあまり変わらないのでしょうか。

思い出広場から学校跡

まっすぐな道を只管歩くという修行のようなイベント。目印がないので大変でした。本当に。

ひと駅分歩いて、金木の次の芦野公園へ。

有名な旧駅舎。時間がなかったので入れなかったのが残念ですが、喫茶店です。

無人駅というものには久々に遭遇しました。ここも紫陽花が綺麗。

再び五所川原へ戻ります。

五所川原

早速津軽鉄道の本社1階にあるコミュニティーカフェでお昼ごはん。

若生昆布のおにぎりは太宰さんもお好きだったようです。食べづらいけど美味しい郷土料理。 津鉄汁(津軽鉄道のオリジナル汁料理)も美味しかったです。 五所川原のブランドりんごの「真っ赤なりんご」を使った「真っ赤なりんごジュレソフト」が最高。 このりんごは本当に中も茎も真っ赤らしいです。 はしいれメロスが秀逸。

ここからは時間潰しがてらにちょっとだけ散策。

あげたい

運気上昇・当選祈願・合格祈願というあらゆる欲を叶えてくれるというあげたい焼き。 素朴なドーナツのような感じです。あんこもありますが、私はカスタードにしました。

これで当選祈願。何とはいいませんが…w

南国パフェ

駅前のお菓子屋さんではパフェをいただきました。

甘いは正義、異論は認めない。(元ネタはエリスちゃんですが)

函館に向かうための新幹線に乗る前に、もう一つの名物をいただきました。

太宰ラーメン

太宰さんの好きだった若竹汁をアレンジしたラーメンです。あっさり系で、喜多方ラーメンのような縮れ麺が特徴的。

丼の中にまでまさかのしかけが。 店内も太宰さんへの愛が溢れてました。

そして函館へ

最後にりんごソフトを食べて、車内でもシンカンセンスゴクカタイアイス(ストロベリー)。

青函トンネルは途中で寝ました。なうTweetが出来ないのは致命的。

函館までは1時間位です。

このあとは夜だけの函館名物を見てきました。

函館山ロープウェイ

21:50までは上りがあるので、ホテルに荷物を預けた後でもロープウェイ乗り場までタクシーを使えば間に合いました。

100万ドルの夜景という言葉は久々に聞きましたが。 中国からの観光客も多かった印象です。

夜景は見てもらったほうがいいので、写真をお楽しみ下さい。

タクシーの運転手さんは口を揃えて「今日は綺麗に見れる」とのことでしたが、まさにその通り。

とてもいい天気でした。コナン好きとしては銀翼の奇術師のラストシーン…!!

そう、銀翼の奇術師の聖地は函館空港とその近辺です。(最後に降りるところ)

とくとご覧ください。

ホテルはラビスタ函館ベイです。ホテル側の都合で部屋が変わったので、ワンランク上の部屋に。広すぎて笑っちゃうくらいにはすごいです。

屋上の温泉がとても良かったのと、お風呂上がりにアイスが食べられるのが嬉しかったです。

そういうわけで、ハードな2日目は大満足で終えられました。

次は最終日の函館観光です。お楽しみに。