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名探偵コナン から紅の恋歌【ネタバレ無し・感想】

今年もコナンの映画を見て参りました。以下、感想です。一応ネタバレはないつもりですが万全を期す方はブラウザバック推奨です。

私の名前も元ネタはコナン君と同じですが、今日の映画は「探偵とは一体…」と考えさせられました。

静野孔文監督になってから特に強まった傾向として、、アクションが派手で予告通りの爆発もてんこ盛り。

今年のOPはかなり素敵。一瞬ですがよく見てください。

予告詐欺というほどでもない、あくまで「名探偵コナン」というジャンルの映画です。

映画公式サイトでもわかるように、百人一首の知識があると尚面白いと思います。

私は百人一首の歌をほんの少ししか知らないのでなんとも言えませんが、推理とは関係なく風流なキーアイテムでした。

勿論推理もいつも通りキレッキレなのでご安心下さい。推理はおまけじゃないよ!

京都の景色や紅葉の美しさは必見。

最近の私の悪い癖で、時々「どうやって作ってるんだろう」という視点から見てしまうのですがやはりそこは映画。

CGも違和感なく、紅葉の散る様子は実写さながらです。

かるたのシーンも迫力満点で、そこもある意味アクション映画。

出てくる歌のひとつが私にとっても思い出深い、というか唯一今でも憶えている歌だったのが懐かしくもあり。

「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」在原業平朝臣

平次と和葉にもヤキモキさせられますが、とにかく和葉が健気で健気で…。

忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで

最後の方は何故か涙。

ああいうの好きです。とっても。

EDは残念ながら去年ほどの感動はなかったのですが、実写映像は綺麗です。

勿論、来年の予告まで気を抜かないように…!

小ネタとしては、紅葉さんの執事がセバスです。見たらわかります。ホントですw

あとキャラの年齢と見た目が一致してないのはご愛嬌です。特に大岡紅葉さんは…w

最後に、今想うこととして百人一首のひとつを置いておきます。

玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする

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