【感想】初めて『刀ミュ』本編を見た話
タイトルそのまんまです。
しかもトライアル公演の配信を見ただけです。
それでも今の気持ちを残しておきたいと思ったので。ただのオタクの一人語り。
きっかけ
もともとゲームは事前登録から知ってて、本丸にはたま~に帰るけどイベントは全然やらない、そんな審神者でした、というか今もです。
スタミュミュとか別の2.5次元に触れるうちに必然的に出会った「刀ミュ」なんですが、推し俳優さんが特に関わっていないというだけでスルーしてたというか、ゲームのガチ勢じゃないし……みたいな感じで触れてませんでした。
今後も触れることはないだろうと思っていたのですが。ですが。
昨年の紅白出場をきっかけに刀剣男士のメディア露出が多くなって、必然的に目に入って、もともとやってるゲームだし……みたいな感じでなし崩し的にテレビ見てました。
結局本公演は見ずにいたのですが、2019年3月8日。加州清光単騎出陣の当落発表ですべてが変わりました。
ダメ元で出していたはずが見事当選、母親には軽く呆れられながらもアジアツアーの大千秋楽参戦が決まりました。
それで気づいたんですよ、ああもうこれ、「よばれてる」って……。
清光がうちの本丸の初期刀で、ずっと支えて貰ってるというのもあり、運命みたいなものを感じました。
曲自体はちょくちょく聴いてたんですが、映像はさっぱり知らなくて。
色々考えた末、Amazonプライムのd-アニメストアで全部見られるということが判明。
それで今日、見始めました。そしたら。
見事やられました。時系列順に見ることにして、とりあえずトライアルから見ました。
トライアルは色々と未完成な部分が~とかなんとかきいてたんですけど、開始10分で泣けてきたので全体が未熟でも個々のスキルの高さとか、熱意とか、世界観とかそういうものにやられてたんだと思います。
テニミュにハマったときも大概の衝撃だったんですが、今回はまたちょっと違う衝撃。 以下、ツイートでリアルタイムの感想をお届けします。
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ミュージカル『刀剣乱舞』 トライアル公演 千秋楽(dアニメストア) Prime Video ~ 黒羽麻璃央 https://t.co/4hP5dT6ZN6 @AmazonJPさんから
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
とりあえず一番最初からね
現役の時に履修しとけばよかった
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
スクリーンの使い方面白いなこれ
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
ヒエッきよみつかっわわ、、、
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
キラキラしてんなぁ、かわいいなぁ、どうしよう(開始10分)
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
初演だからだろうけど謎プロジェクション面白いって
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
あーでも現役のときだとしんどくなって試験勉強出来なかったな多分
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
刀あるだけ見たらヘタ見て、出来れば忍ミュとあんステ見たいな、、、
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
義経公といまつるちゃんという文字通り歴史に残る美少年コンビをくらって動けない
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
刀関係ないとこでめちゃくちゃ泣かせる、ヤヴァイ、しんどい
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
封建社会の主従関係、シチュエーションとして熱すぎるんだよな、好き。
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
トライアルの前半終わったとこだけど、こんなに泣けるとは思ってなかった、歴史知ってるからこその激エモポイントを確実についてくるあたり、天才じゃん、、、
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
ライブパートの衣装で即死付与された
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
現役のときハマってたら即破産してたと思うしなんなら受験失敗してたと思うし何より今の推しとは出会えてなかったから今になってハマれたのはある種の幸運
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
あっ腕綺麗過ぎて、テレビとかから思ってたけどらヒエッ、、かっけえ、、
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
今まで見てきたのって中~高校生くらいの設定の作品ばかりだからこういう男前なの新鮮
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
流石世界の刀剣…………
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
ズザザザァ………ゴボォ………(沼に引きずり込まれる音)
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
賛否あったトライアルで十分骨抜きにされたからここから本公演見るのが怖いレベル、ってかめちゃくちゃエネルギーを使った、やばい
— 江戸川 櫻 (@edgarsakura) 2019年3月9日
感想・分析
刀ミュすごいですね。凄いしか言えない。
若干「色物」扱いされてた時代もあっただけに、想像以上の規模、クオリティになってたことを知らなかったのが本当に悔やまれます。
前々から言ってることではありますが、「刀ミュ」はたくさんある刀剣乱舞のメディアミックスのひとつにすぎないのに、今や刀剣乱舞=刀ミュという印象を世間に与えたのは紅白出場ほかテレビへの露出や海外進出を果たすなど他のメディアミックスとは一線を画してます。
キャストの技量は勿論ですが何よりも「懐が深い」。
ゲーム自体に主だったストーリーがないだけに、歴史からネタを引っ張ってきてキャラクターと関連付けたり、そこから新しい組み合わせや展開が出来るのは他ではあり得ないメリット。
キャラデザも和服から洋服、その中でも軍服から貴族の礼装風、武士風、はたまた現代風まで何でもあり。そうなると舞台衣装も自由度が高くなるわけで、2部のライブパートの衣装チェンジはそういうところも生きてるんだと思います。
私が個人的に一番凄いと思ってるのは「刀ミュは刀剣男士をアーティストとして売り出した」というところ。
ライブ音源ではない、スタジオレコーディングでCDデビューは画期的でしたし、そのあとも公演ごとにCDリリースは異例。 他の2.5作品ではアニメの曲を歌ったり、主題歌あるいは最初だけ作ってそのあとはライブ音源CDのみ、というパターンも多いです。テニミュとかはまさにそんな感じで、ライブ音源のCDのみですね。
そういうのを見ていると、「刀剣男士」としてCDデビューしたことは画期的です。 逆に言えば、そうやってデビューしていなければ紅白出場はあり得なかったのかなとも。
それを実現したのは何よりもキャストの歌唱力。 初演時の知名度はそれほどでもなかったかもしれませんが、今では東宝ミュージカルに出演したりドラマに出たりするような子たちが集まってるのは流石ネルケの作品ですね。 しかも大半はキャス変しないで続けているのも好印象。卒業制度がないのにころころ変わっちゃうとやっぱりファンとしてはつらいところがあるので。
追加キャストも本当に豪華でチケットが取れないだの推しを人質にされただの、発表のたびに騒ぎにはなりますが……。
海外進出に関して言及しておくなら、刀ミュの強みは各種の配信がしっかりしているところにあると思います。
親元が動画配信サービスでも有名なDMMだということもあって、ライブビューイングが一般的になる前からライブ配信をしたり、配信レンタルしていたのは圧倒的に有利。
ライブパートがある作品はやっぱりライビュも盛り上がるので、そういう意味ではいくらネット配信してもライビュに人が来るというところもあったり。
何よりも配信が充実していると国内でも地方、さらに海外の方にも気軽に見てもらえるというのは本当に強いです。
初演からしばらく使っていたAiiAシアターは海外からチケットが購入できたはずなので、それも見越してだとは思いますが。
最初期からかなり長い目で、海外進出も当然視野に入れていたのかなとは感じてます。
映像のみならず、楽曲も配信が充実していて、SpotifyやLINEミュージック、Amazonプライムミュージックほかストリーミング配信で無料視聴出来るのは布教しやすくてありがたいです。
どんな作品でも最初に触れて貰う、興味を持って貰うためのハードルはなるべく低いほうがいいですよね、という話。
情熱大陸とかに松田さん取材されてたからちゃんと見返せばそこらへんも確実な話があるんですが、一旦割愛。
とにかく刀ミュは他の2.5次元のオタク、関係ない俳優さんのオタクである私が見てただただすごいとしか言えなかった作品です。これは断言できます。
他の2.5次元作品とは目指しているものとか、定めているターゲット、視野の広さが違うシリーズです。
とりあえず、にはなりますが今後は現地参戦も込みで追って行けたらという決意をしつつ次のバイト何にしようかなと考えているところです。
あ、そうだ。
刀ミュの推しは清光です(重要)。
ではでは、書き散らしましたが6連勤控えてるのでこの辺で。