Stellar Interlude

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【感想】ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学VS.立海 後編【2/10・夜】

 

やっぱり私はテニミュが大好きだ。 

 

 

 

いつもどおりネタバレ満載でお届けします。

 

 Twitterまとめ

 

 

感想

私が前回観たのは東京前楽以来だったのでだいぶ変わってて驚きました。

Twitterで前情報も見てましたが体感はかなり違う。

edgarsakura.hateblo.jp

 

前回はドセンでしたが今回は2バル上手。不二先輩がやたらかまってくれたブロックにいました。

 

1幕がだいぶ短かかったような気がします。

Twitterなどでもみなさんが指摘しているので私は細かく挙げませんが、体感はかなり端折られてて、それのおかげで飽きずにダレずに、というところはクリアした気がします。

 

一番良かったのはハイライト。

関東立海から振り返る形になってて、全員の技が披露されてしかもフォーメーションも素晴らしい。

特に2バルだとフォーメーションが綺麗に見えるので、おかげさまで素晴らしい眺めでした。

あれはどうにかして円盤とかでも入れてほしいアングル。

斜め上ぐらいがいい。

 

リョーマくんが少し疲れてる?気もしましたが、それでも安定した歌声とお芝居で惚れ直してます。

テニミュ見るたびに思うんですが、リョーマくんって本当に「王子様」なんですよね。

越前リョーマかっこいい、と初見の人にも思わせる説得力がある。

にちかくんもかっこいいんですよ。顔の造形がもう2次元。鼻筋の綺麗さとかすっごい。パーツが2次元。フィギュアもびっくりな線の美しさ。

 

幸村様と立海の完成度はもう凄まじいし迫力が違う。

怖いんですよね、最早。それぐらいが立海

でも最後にみんながリョーマくんのことを信じて、天衣無縫に至るところでの幸村様の「孤独感」がめちゃくちゃしんどかった。

THIS IS THE PRINCE OF TENNIS/青学メンバー - 歌詞検索サービス 歌詞GET

この曲にある「コートは孤独な夢」はリョーマくんのパートなんですが、幸村戦を見た後だとくるものがあります。

誰よりも孤独だったのは幸村様で、リョーマくんはコートの上ではひとりでも支えてくれる仲間たちの存在が大きくて、それがもう、なんか、本当にしんどくなった。

 

みうべ様はやっぱりガタイが良くなった。

関東氷帝くらいまではなんとなく美少女というか線の細い印象が強かったんですが、この前の東京公演といい胸板も厚くなって顔つきももっと男前になって、なんとなく男の子だな…という印象に変わりました。

頼もしさというか、そういうところでも完成した跡部様の姿でした。

そもそも氷帝はあきよしくんもですが東宝の作品に出られる実力者2人でライバルズやってるので格が違うし歌も素晴らしい。

後アナでも謎のビブラートで挨拶しめてましたが日吉くんもといあきよしくんほんっっっっっとうに上手い。

私があきよしくん初見時は生執事でしたがもう、ほんっとうに、ぜんぜん違う。

3〜4年という間に一人の人が大きく成長するのが見られるからテニミュは楽しいしやめられないです。

 

アンコール、シャカブンが増えたけど急すぎて客降りもすごいしせっかく覚えた振り付けは全部飛びました。でもシャカリキファイトブンブン大好きです。

試合があると氷帝の2人が笑顔でいられる場所って実はほとんどないからこういうライバルズっていうくくりだと楽しんでて幸せ。

 

亜久津はなんだかんだいいやつなので田仁志とも結局は楽しそうに笑いあってるのに安心したり。

 

まあフィナーレに間に合わない不二先輩は前代未聞でしたがこれはこれであり。

そんな状況でも役として(素もありましたが)全力で笑う他のメンバー、例えば赤也なんかクソガキ極まれりみたいな大爆笑に跡部様の大笑い、やっぱり色が出てるなぁと思ったり。

謝る手塚と大石の保護者感も大好きです。青学ってそういうチームだったな、と。

呆れながらも付き合うのが不敵なルーキー越前リョーマの色だったり。

でも年相応なので赤也と通じ合う部分もきっとあるし、金ちゃんの天真爛漫な笑顔も大好きです。

 

あとはやっぱり裕太くん。客降りのこともありますがとにかく笑顔が眩しいし華がある。彼、というか中の人ですが大原海輝くんはもっともっっっと出世すると思います。それくらい眩しかったし、輝きが違った。あんなに一瞬でインパクト残していける子ってそんなにいない。

世界一弟にしたい。

 

不二先輩は間に合わなくても最後まで優雅に歩いてて、そうした部分でも焦らないのが不二先輩らしくて、どこまでもキャラを貫いててもっともっと好きになりました。これでこそテニミュ。なりきってなんぼ。

 

自分が何書いてるかわからなくなってきましたがテニミュは本当に楽しくて、夢みたいだけど夢じゃなくて、そこに王子様がいるという事実を感じられる場所だから愛おしい。

 

テニミュ行くたびに全員が「王子様」なんだと思うし、リョーマくんは一番かっこよくてまぶしくて、天衣無縫のシーン大好きです。あのかっこよくてクールなリョーマくんを感じた後にあの笑顔、感嘆のため息しか出ない。

 

全員が「王子様」で、その王子様たちが道は違えど、テニスで繋がっていて、テニスで共に戦った日々を糧に前に進んでいく姿が本当に美しくて、それは俳優という仕事をする彼らの「中の人」にも当然通ずる部分があって、エモいという言葉でまとめるには惜しいくらい、青春そのものなんだなって。

 

あーーなんか泣きそうだ。ドリライもあるのに。

でもみんなが本当に本当に「テニスの王子様」です。

違いがあることは悪いことじゃなくて、自分の信じた道を貫く潔さが好きです。

 

テニミュ最高。

 

日替わり関係

客降り

2バル

柳先輩、赤也、不二先輩、不二裕太くん

 

そしてフィナーレに間に合わない不二先輩、最後の最後までファンサくれてました。美しかった。無理に走って間に合わせないのも不二先輩だったのが素敵です。大好きです。流石平成の初恋泥棒。令和になっても初恋泥棒。

コーレス

  •  青学…大石
    大石「英二をみんなで応援しよう!応援したら英二がアクロバティックなことをしてくれるみたいだ!」「英二落ち込んでてくれ!」(体育座りする英二)
    客席コーレスで「ドンマイ英二!」「その調子だ!」みたいなことを言う
    →菊丸アクロバット披露(側転)→大石も披露(出来てない側転)
  • 立海…柳生
    「アデューとは言いませんよと言っていつも言ってしまう…口癖だから仕方ありません、でも今日は少し違います!」的な宣言をしてからの
    「ジェントルマン!」(腕組)(眼鏡クイ)(レーザー)(ムキムキ)他ポーズ違いでジェントルマンコール。
    最後に「やる気満々?」→客席「ジェントルマン!」(ムキムキっぽいポーズ)
  • ライバルズ…白石
    「TDCって最高やな!じゃあみんなでTDCの位置情報を言うで!」的なド天然っぽ流れからの「ん〜飯田橋」「一つ乗り過ごし〜」「ん〜水道橋〜」「ここはTDC!!」
    何故か韻を踏んでいる
    そして最後に「TDC大好きやー!!!!」みたいな感じで締め。

 

ライバルズ日替わり

リョーマのことで助けを求めるトリオに日吉「…本当か?」めっちゃ疑う

→からのちゃんとついていく(ツンデレかよ)

 

下剋上日替わり

リョーマ「月曜日!!!!」

日吉「なるほどMONDAYじゃねぇの!!!」(跡部様ポーズ)

 

休憩前後

日吉「げ…げ」カチロー「下痢なんですか!?下痢止め買ってきますね!!」

→休憩終わりに下痢止めとぬれ煎餅届けてくれるカチロー、しっかり領収書を切っている(しかも日吉宛)

→領収書を受け取って「わかった、待ってろ」(支払いのため?)で退場して終わり

 

最後の2年同士の絡みでは「日吉の見つけた氷帝コール」として「下剋上」コールを宣言。(後アナの前フリだった?)

 

アナウンス

前アナ…手塚「青学の柱になれ!!!」

後アナ…跡部様&日吉、氷帝200公演記念スペシャルバージョン

 

200公演おめでとうございます。そんな特別な日に居られたのは偶然という奇跡なのでもう、泣くのも忘れてひたすら感じ入ってます。

コールは日吉の下剋上コールして、それから跡部様の氷帝コールでした。

いつもは後アナで帰り支度を始める客席もこのときばかりはみんな手を止めて、全力でコールしてるのが跡部様のカリスマだと思います。本当に。

跡部様がいたからテニミュに、テニプリにハマったので本当に幸せです。

 

あと1回しか本公演には行けませんが、それも噛み締めてます。

 

軋むテニスシューズの音を覚えててね、から始まるGMMKの歌詞見てたらなんだかボロボロ泣けてきました。

 

終わらないで、でも彼らが次に行くことも邪魔したくなくて、テニモンの夏はまだ終わらない……。